こんにちは、K2 College編集部の森本です。
今回は、日本の株式市場全体の動きを反映するための投資信託、大和アセットマネジメント「iFree TOPIXインデックス」について解説します。
iFree TOPIXインデックスって日本の株式市場に連動するんですね。でも、投資って難しそうで…。
iFree TOPIXインデックスは、日本の株式市場全体に投資できる手軽な手段のひとつです。これから詳しく解説していきますので、ぜひ一緒に学んでいきましょう!
- 「iFree TOPIXインデックス」の概要
- 組入上位10銘柄と業種別の構成
- 直近1年間で+25.4%、5年間で102.9%の騰落率
- 運用管理費用は年率0.154%(税抜0.14%)と若干高め
「iFree TOPIXインデックス」の概要
iFree TOPIXインデックスは、日本の株式市場全体を代表する指数である「東証株価指数(TOPIX)」の動きに連動することを目指した投資信託です。
簡単に言うと、日本の株式市場に広く分散投資したい人向けの商品と言えます。
個別銘柄を選定する手間が省け、日本の株式市場全体に分散投資するといったイメージですね。
iFree TOPIXファンドは、ファミリーファンド方式という仕組みを採用して運用されています。
この方式は、複数の投資信託の資金を集め、ひとつの大きな「マザーファンド(親ファンド)」にまとめて運用するというものです。
複数の投資信託が共同でマザーファンドを利用することで、運用コストを分散し、全体としてコストを抑えることができます。
ファミリーファンド方式って、なんだか複雑な感じがしますね。
そのために大和アセットマネジメントのようなファンドがあると思っておけば安心ですよ!自身で判断が難しい場合は、投資アドバイザーに相談することをおすすめします。
組入上位10銘柄と業種別の構成
トヨタ自動車をはじめ、日立・東京エレクトロンなど日本の製造業を代表する企業が上位を占め、電気機器業界が17.3%のTOP比率です。
これは、日本経済が製造業を基盤として発展してきた歴史を反映していることが、このデータからも読み取れます。
また、三菱UFJフィナンシャルG・三井住友フィナンシャルGなど、大手金融機関の比率が高いことも特徴です。
金融業は、景気変動の影響を受けにくく、安定的な収益が見込めるため投資家から人気があります。
情報・通信業のセクターには具体的にどうのような企業が入っていますか?
通信事業では、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク。ソフトウェア開発企業は、富士通・NEC・TISなどが含まれています!
直近1年間で+25.4%、5年間で102.9%の騰落率
iFree TOPIXファンドは、直近1年・3年・5年と安定したパフォーマンスを示しています。
このファンドの騰落率は、ベンチマークとほぼ同等であり高い水準であると言えるでしょう。
この結果は、iFree TOPIXファンドが日本市場全体の動きを的確に抑え、安定した運用を行っていることを証明しています。
高い水準ということは分かりましたが、ベンチマークは何なのでしょうか?
ベンチマークとは、対象物や指標を評価するための基準となるものです。投資の場合は、目標数字と置き換えることもできるでしょう。ベンチマークを上回れば、運用者の運用能力が優れていると判断できます!
運用管理費用は年率0.154%(税抜0.14%)と若干高め
投資信託を購入する場合、ファンドを運用する手数料として「運用管理費用」がかかってきます。
iFree TOPIXファンドの運用管理費用は、年率0.154%(税抜0.14%)とインデックスファンドとしては少し高めに設定されている印象です。
運用コストが安いと、それだけ自分の資産が増えるってことですか?
その通りです!運用コストは、投資収益から差し引かれるものなので、コストが低いほど、残る収益は多くなります。
【まとめ】日本株式市場全体に投資したい人におすすめ
iFree TOPIXファンドは、日本の株式市場全体を代表する指数である「TOPIX(東証株価指数)」の動きに連動することを目指したインデックスファンドです。
TOPIX連動型であるため、日本株式市場全体に投資したい人に適しています。
インデックスファンドは、短期的な値動きを機にするのではなく、長期的な視点で投資することをお勧めします。
日本はこれからも成長を望めるのでしょうか?
日本株式市場の今後の成長に期待できるかどうかが、投資を検討する上での重要なポイントです。他の資産との組み合わせによって、よりバランスの取れたポートフォリオを構築していきましょう。
まとめ
- iFree TOPIXファンドは日本株式市場に連動する
- 日本の製造業を代表する電気機器業界がトップ比率
- 直近1年間で+25.4%の騰落率
著者プロフィール
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金融機関や会計事務所で実務経験を積んだ後、現在は金融系Webライターとして活動中。
累計200本以上の記事を執筆し、様々な金融系メディアで執筆経験あり。自らの投資経験や金融の専門知識を活かし、読者にとって分かりやすく実践的な情報提供を心がけている。
保有資格は「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」
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