世界半導体関連フォーカスファンド 〜SBI岡三アセットマネジメント

こんにちは、K2 College編集部森本です。

今回は、世界中の半導体関連企業に投資するSBI岡三アセットマネジメントの「世界半導体関連フォーカスファンド」について解説します。

半導体は現代社会において、あらゆる製品に欠かせない部品ですよね。

そうですね!需要は今後も拡大していくと見込まれています。詳しく解説していきますので、ぜひ一緒にチェックしていきましょう!

  • 世界半導体関連フォーカスファンドとは?
  • 組入上位10銘柄と国・地域別組入比率
  • 直近6ヶ月の騰落率は+32.1%、基準価額は右肩上がり

世界半導体関連フォーカスファンドとは?

SBI岡三アセットマネジメントが運用する世界半導体関連フォーカスファンドは、その名の通り、世界中の半導体関連企業に投資する投資信託です。

このファンドは、半導体関連企業に重点的に投資することで、半導体産業の成長に比例した収益の獲得を目指しています。

半導体のシェアは年々拡大してきており、AI・IoT・5Gなど、さまざまな分野で半導体の需要が期待されている成長性の高い分野への投資となります。

ポートフォリオを構築する過程として、700以上の銘柄から企業の財務状況や成長性などを詳細に分析し、有望な35~65銘柄を選定します。

専門家が銘柄選定やポートフォリオ管理を行うため、投資初心者でも安心して始められます。

半導体分野は今後も伸びていくでしょうか?

半導体は現代社会のインフラであり、今後も成長が期待できる分野です。もちろん絶対ではありませんが、ポテンシャルはかなり高いと思います!

組入上位10銘柄と国・地域別組入比率

世界半導体関連フォーカスファンドの上位10銘柄は、AI・5G・データセンターなどの成長分野を牽引する、米国・台湾・韓国・オランダの主要半導体メーカーや関連企業で構成されています。

比率TOPのエヌビディアは、まだまだ馴染みが薄いですが、生成AIの躍進で注目を集めるGPU市場を牽引している企業です。

TSMCに関しては世界最先端の半導体製造技術を持ち、スマートフォンやデータセンター向けに高性能なチップを供給しています。

国・地域別組入比率では、米国に大きく偏っており全体の60.6%を占めています。

米国に世界的な半導体企業が多く集中していること、AIやクラウドコンピューティングなどの先端技術の中心地であることが理由だと考えられます。

企業別ではトップ10に入ってはいませんが、日本は8.7%と2番目に高い比率を示しており、日本の産業への貢献も期待できる分野です。

日本がこれだけ比率が高いのは意外でした。具体的にはどのような企業名があげられますか?

ルネサスエレクトロニクス・ソニーセミコンダクターソリューションズといった、各分野で世界トップクラスのシェアを誇っている企業がありますね!

直近6ヶ月の騰落率は+32.1%、基準価額は右肩上がり

世界半導体関連フォーカスファンドは、新興ファンドのため長期的なデータは不足していますが、現時点でのパフォーマンスは良好です。

直近では、1ヶ月+5.96%・3ヶ月+11.35%・6ヶ月+32.1%と、比較指数を上回るパフォーマンスを示しています。

分配金再投資基準価額は、設定来で47.19%の成長を示しています。これは、ファンドが定期的に分配金を支払っており、その分配金を再投資することで、複利効果による資産の成長に貢献していることの証明です。

基準価額は右肩上がりで伸びており、半導体分野は今後も拡大傾向にあるため期待できるファンドといえるでしょう。

すごいですね!6ヶ月で32.1%も増えたんですか?

はい!特にここ最近は、AIやIoTといったテクノロジーの進展にともなって、半導体への需要が高まっているため、好調な成績を収めていると考えられます。

【まとめ】今後も半導体分野は期待できる

世界半導体関連フォーカスファンドは、長期的な視点で見た場合、魅力的な投資対象となるでしょう

しかし、短期的な市場変動や不確実な要素も存在するため、投資にあたっては慎重な判断が必要です。

半導体市場は競争が激しく、新たな企業の参入や既存企業の技術革新により、競争環境が変化する可能性があります。

ただし、半導体需要は今後も高い成長が見込まれます。成長トレンドに乗ることで、長期的なリターンが期待できる可能性はおおいにあると言えるでしょう。

半導体って将来性があるんですね。でも競争が激しいってことは、リスクもあるってことですか?

その通りです!半導体業界は技術革新が非常に早く、競争が激しい業界です。メインの投資先にするのではなく、分散投資先の候補のひとつとして見ておくのが良いでしょう。

まとめ

  • 半導体のシェアは世界的に年々拡大している
  • 直近6ヶ月の騰落率は+32.1%と右肩上がりで増加中
  • 上位銘柄は主要半導体メーカーや関連企業で構成されている

半導体分野への投資について、より詳しいアドバイスが必要な方は、ぜひ無料相談をご利用ください!経験豊富な投資アドバイザーが、あなたの投資目標に合わせた最適な戦略をご提案いたします。ご希望の方はこちらからご連絡ください。

著者プロフィール

森本 雅之
金融機関や会計事務所で実務経験を積んだ後、現在は金融系Webライターとして活動中。

累計200本以上の記事を執筆し、様々な金融系メディアで執筆経験あり。自らの投資経験や金融の専門知識を活かし、読者にとって分かりやすく実践的な情報提供を心がけている。

保有資格は「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」

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