Tracers NASDAQ100ゴールドプラス ~アモーヴァ・アセットマネジメント

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、アモーヴァ・アセットマネジメント(旧:日興アセットマネジメント)が運用する「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」について解説します。

今回はNASDAQ100と金(ゴールド)の両方に投資するファンドですね。どのような特徴があるのか詳しく教えてください。

はい、こちらはNASDAQ100とゴールドそれぞれに100%ずつ、合計200%の投資を行うという、非常に資金効率の高いファンドです。ハイテク株の成長力を取り込みつつ、金によってリスク分散を狙う仕組みになっています。

具体的な運用方針や、なぜこのような組み合わせになっているのかを分かりやすく解説しますので、一緒に学んでいきましょう。

  • Tracers NASDAQ100ゴールドプラスとは?
  • Tracers NASDAQ100ゴールドプラスの組入銘柄
  • Tracers NASDAQ100ゴールドプラスの運用パフォーマンス
  • Tracers NASDAQ100ゴールドプラスの類似銘柄との比較

動画解説

Tracers NASDAQ100ゴールドプラスとは?

米国の成長株を代表する「NASDAQ100指数」と、有事の際に強い「金(ゴールド)」に分散投資を行い、効率的な収益獲得を目指すファンドです。

大きな特徴として、先物取引を活用することで、手元の資金の「200%相当額」を運用する仕組みを採用しています。

具体的には、NASDAQ100に100%、金に100%の比率で投資を行うため、1つのファンドで「攻めの株式」と「守りの金」の両方にフル投資する効果が期待できます。

また、「ファミリーファンド方式」を採用しており、マザーファンドを通じた米国株式への投資に加え、先物取引を活用することで各資産へ効率的にアクセスする仕組みです。

成長著しいハイテク株の恩恵を享受しつつ、金による下値抑制効果も狙えるため、リスク・リターン比の向上を意識した資産形成の新たな選択肢となり得ます。

「株式100%+金100%」という組み合わせには、どのような効果が期待できるのですか?

値動きの異なる主要資産を組み合わせることで、運用効率(リスク・リターン比)の向上が期待されます。 「有事の金」と呼ばれる金はインフレに強く、市場急変時に選好される傾向があるため、ファンド全体の下値抑制効果も狙えるのが大きな特徴です。

Tracers NASDAQ100ゴールドプラスの組入銘柄

組入上位銘柄を見ると、首位のエヌビディア(8.0%)を筆頭に、アップルやマイクロソフト、アマゾンといった世界経済の覇者がずらりと並んでいます。

まさに、現代の社会インフラを支える「最強の102銘柄」に投資していると言っても過言ではありません。

特にポートフォリオの約4分の1を「半導体・半導体製造装置」が占めており、AI革命の波をダイレクトに捉える構成になっています。

この「ファミリーファンド方式」による効率的な運用が、米国経済の力強い成長をあなたの資産に取り込むエンジンとなります。

攻めの株式100%に守りの金100%をプラスしたこのファンドは、長期的な資産形成において非常に心強い選択肢です。

組入上位を見ると、エヌビディアが8.0%とトップで、アップルやマイクロソフトといったテック巨人が続いていますね。

はい。NASDAQ100指数に連動することを目指しているため、必然的に時価総額の大きい成長企業の比率が高くなります。 特に「半導体・半導体製造装置」が27.5%と全体の約4分の1を占めており、AI革命をリードする企業の成長をダイレクトに享受できる構成です。

Tracers NASDAQ100ゴールドプラスの運用パフォーマンス

基準日2025年12月30日のデータに基づくと、設定来の騰落率は+73.7%と非常に高いパフォーマンスを記録しています。

直近の推移でも、3ヵ月で+21.8%、6ヵ月で+56.8%と驚異的な伸びを見せており、純資産総額も1,423.95億円まで拡大しています。

また、分配金実績を見ると設定来で「0円」となっており、運用益をすべて再投資に回す設計になっています。

利益をファンド内で効率よく複利運用したい投資家にとって、非常に理にかなった実績を残しているといえるでしょう。

運用管理費用(信託報酬)は年率0.2189%(税抜0.199%)に設定されています。

購入時手数料や信託財産留保額はかかりませんが、目論見書の作成費用などの諸費用(年率0.1%を上限とする額)や売買委託手数料が別途発生する仕組みです。

信託報酬は低いですが、それ以外にかかる「隠れたコスト」についても気になります。

鋭い視点です。年率0.2189%の信託報酬とは別に、目論見書作成などの諸費用が年率0.1%を上限に発生しますし、先物取引に伴う売買委託手数料も別途かかります。

表面上の安さだけでなく、レバレッジ運用特有のコストがリターンをどれだけ削るのか、パフォーマンスが停滞した時にこそその真価を厳しくチェックする必要があります。

Tracers NASDAQ100ゴールドプラスの類似銘柄との比較

効率よく米国成長株と金(ゴールド)に分散投資を行いたい投資家にとって、本ファンドはコストと実績のバランスが極めて優れた「最良の選択肢」といえます。

長期投資の成果を左右する運用コストが、類似のレバレッジ戦略を持つファンドの中で群を抜いて低いからです。

本ファンドの信託報酬は年率0.2189%(同シリーズのS&P500版は0.1991%)で、他社の海外株式ファンド(年率1.4%前後)と比べればコスト差は明白です。

また、運用会社のアモーヴァ・アセットマネジメントは1年レーティングで最高評価の「星5」を獲得しており、実績面でも非常に信頼が置けます。

高いコストパフォーマンスと優れた運用実績を兼ね備えた本ファンドは、米国経済の成長と金の安定性を賢く取り込みたい方にとって、まさに一択と言っても過言ではありません。

他社のファンドと比較しても、Tracersシリーズのコストの安さは際立っていますね。米国株だけでなく「金」も入っているのに、これほど低コストなのは驚きです。

そうですね。この表に挙げた「カナダ株式ファンド」などは実質信託報酬が1.4%を超えていますが、本ファンドは0.2189%と圧倒的に低水準です。
投資信託なのでリアルタイム取引はできませんが、純資産総額も1,838億円を超えており、流動性も十分です。

同じシリーズにはS&P500を対象にしたものもありますので、ご自身のポートフォリオでどの指数の成長を狙うかをよく比較検討した上で投資しましょう。

【まとめ】投資するファンドの特性を理解して、正しい選定を

いかがでしたでしょうか。

今回は、米国ハイテク株の成長と金の安定性を同時に狙う「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」について、ユニークな仕組みから驚異的なパフォーマンスまで多角的に解説しました。

信託報酬が年率0.2189%(税込)とこの種の戦略としては極めて低水準であり、設定来の騰落率も+73.7%(2025年12月30日時点)と非常に力強い実績を残しています。

1つのファンドで性質の異なる2つの資産にフル投資できる仕組みは、仕事や家事で忙しく、細かな資産配分を自分で行うのが難しい初心者の方にとっても、非常に効率的な選択肢と言えます。

よくわかりました。低コストで米国テック企業と金に実質200%の投資ができるのは、非常に合理的だと感じます。

しかし、レバレッジによる値動きの激しさなどを踏まえ、自分のライフプランに本当に合っているのかが不安なので、一度プロの視点でチェックしてもらうことは可能でしょうか?

はい、可能です。我々のようなIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)にご相談いただければ、こうした特徴あるファンドを資産形成の核として活用できます。その上で、あなたの将来設計に合わせた「正しい投資先と資産配分」をオーダーメイドで選定いたします。

まとめ

  • Tracers NASDAQ100ゴールドプラスは、ハイテク株と金をテーマに先物取引を活用して効率的に運用するファンド
  • 設定来+73.7%(2025年末時点)の好実績に対し、信託報酬は年率0.2189%とこの種の戦略では業界最低水準
  • 新NISAと無分配による複利効果を最大限に活かし、攻守兼備の運用で将来への資産成長を加速させましょう

「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」が示すように、世界には設定来で+73.7%といった驚異的なリターンを狙えるレバレッジ型ファンドが存在します。偏差値50の一般的なインデックス投資で満足することなく、ハイテク株と金の相乗効果を200%の資金効率で捉える運用で、その次の偏差値60の投資を目指していきましょう。
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著者プロフィール

K2編集部
K2編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

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