こんにちは、K2 College 松本です。
今回はアクサ生命の収入保障保険「アクサダイレクトの収入保障2」を解説していきます。
終身保険よりも保険料は安いし、子どもがいるので死亡保障として加入しています。
確かに死亡保障に対する保険料は、終身保険より安いですが、もっと安い収入保障保険があります。ただし、一部の人にとってはこの商品が一番安い場合もあるので、併せて確認していきましょう。
- 動画解説
- 世界最大級の保険・資産運用会社であるアクサグループのネット専業保険会社
- 死亡保障を合理的に備えられる商品
- 割引が受けられない人にとっては、保険料が一番安い。
- 一部の人は契約してもOK。タバコ吸わなくて健康な人は見直しましょう。
動画解説
世界最大級の保険・資産運用会社であるアクサグループのネット専業保険会社
会社概要
アクサダイレクト生命は、日本初のインターネット専業生命保険会社です。2006年にアクサジャパンホールディング、SBIホールディングス、ソフトバンクの3社が出資して「SBIアクサ生命保険株式会社」が生まれました。しかし、2010年2月に事業戦略の方針に違いが生じたことから、SBIホールディングスがアクサジャパンホールディングに株式を譲渡する形で合弁事業を解消。同年5月12日に社名を「ネクスティア生命保険」へ変更し、2013年5月14日には「アクサダイレクト生命保険」へ社名を変更し現在に至る。
アクサグループは世界54カ国、約1億500万人の顧客を持つ世界最大級の保険グループです。
設立:2006年10月
総資産:136億円(2021年3月31日時点)
保有契約高:7,675億円(2021年3月31日時点)
格付情報
なし
ソルベンシーマージン比率
937.2% (2021年3月末時点)
「アクサダイレクト」って自動車保険の会社だと思っていました。
「アクサダイレクト」という呼称のHPで、生命保険も損害保険も取り扱っているのでごっちゃになりますよね。正確には「アクサダイレクト生命保険」「アクサ損害保険」という会社名です。
アクサダイレクト生命は、格付けを取得していませんが、ソルベンシーマージン比率とアクサグループということを考慮すれば十分信頼に値する会社です。
死亡保障を合理的に備えられる商品
契約概要
商品名:アクサダイレクトの収入保障2
正式名称:収入保障保険(無解約返戻金型)
契約年齢:20歳〜60歳
年金月額:5万円〜
最低支払保証期間:2年、5年
保険期間:55歳、60歳、65歳、70歳
払込期間:保険期間と同じ
払込頻度:月払
保険料割引:なし
診査:告知のみ *健康診断結果等を提出する場合はある
保障内容
主契約
病気やケガにより死亡や高度障害状態になったときに年金形式で保険金を受け取れます。また一時金として受け取ることもできます。
*高度障害状態とは以下の状態です。
- 両眼の視力を全く永久に失ったもの
- 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
- 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
- 両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
特約
災害割増特約
不慮の事故などによるケガで死亡・高度障害状態になったときに受け取れます。
商品解説
死亡や高度障害時には設定した年金月額の保険金を保険期間が終了するまで受け取ることができます。保険金は年金形式で受け取っていきますが、保険期間は決まっているので、受け取れる保険金の累計は毎月少なくなっていきます。ただ必要な死亡保障金額は年齢を重ねる毎に少なくなっていくので、無駄がなくとても合理的な保障内容といえます。また、年金形式ではなく一時金としてまとめて受け取ることもできます。その代わり年金受取総額よりは少ない金額になります。
これなら見直す必要もないし、保険料も変わらないので良いと思いました。
この収入保障保険という商品自体は、死亡保障を安い保険料で備えられるのでオススメです。ただ、アクサダイレクト生命の収入保障保険が一番安いわけではありません。
割引が受けられない人にとっては、保険料が一番安い。
契約例を見ていきましょう。
契約例
契約年齢:30歳
年金月額:20万円
保険期間:60歳満了
払込期間:60歳満了
払込頻度:月払
保険料:4,730円
総支払保険料:1,702,800円
大事なのはこの保険のコスパはどうなのかということです。収入保障保険は掛け捨てで貯蓄機能がないので、同じ保障内容ならできるだけ支払う保険料は安い方がいいです。
そして、この商品は健康状態や喫煙の有無により保険料の割引はありません。その代わりネット生保の最大のウリである保険料が安いというのが特徴です。もちろん、非喫煙で健康体の方は割引がある商品の方が安くなりますが、喫煙者や健康体割引が受けられない方はこの商品が一番安くなると思います。
ネット生保が安いと聞いたので、自分で調べて加入しました。実際に以前契約していたものより安かったのですが、私はタバコも吸わないし健康です。もっと安い商品があるのでしょうか?
非喫煙で健康体の方ならもっと安くて保障内容の良い商品があります。年齢にもよりますが、そちらに見直した方がいいでしょう。
一部の人は契約してもOK。タバコ吸わなくて健康な人は見直しましょう。
「収入保障保険」自体は死亡保障を安い保険料で備えることができるので、非常に優秀な商品です(日本の保険商品で唯一加入をオススメします)。喫煙者や健康体割引を受けられない方は加入してもOKです。ただし、非喫煙で健康体割引を受けられる方にとっては、アクサダイレクト生命の「収入保障保険」は割高なので選択されない方がいいです。
既に契約している場合はどうしたらいいでしょうか?
個別にアドバイスしますので、私に直接ご相談ください。
※直接相談(無料)
まとめ
- 「収入保障保険」自体は良い商品
- 割引が受けられない人には最適!
- 割引が受けられる方は、もっとコスパの良い商品があるので、お気軽にご相談ください(無料)
掛け捨ては勿体ないとうい方へ。
海外の終身保険であれば貯蓄と死亡保障との両立ができます。詳しくは入門書を一読ください。
※【入門書】家族のために死亡保障を準備するための入門書
また教育資金準備や貯蓄だけが目的の方は、下記の入門書を一読ください。
※【入門書】公的年金に依存しない自分年金を準備するための入門書
※【入門書】子供のためにベストな学資保険に入るための入門書
著者プロフィール
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大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
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