こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、GPIFの基本ポートフォリオを参考に分散投資するアセットマネジメントOne「Oneグローバルバランス」について解説します。
今回はGPIFのポートフォリオですか。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- Oneグローバルバランスとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+21.50%、設定来で+20.09%
Oneグローバルバランスとは?
GPIFの基本ポートフォリオを参考に分散投資するファンドで、国内株式、外国株式、国内債券、海外債券の4つの資産に分散投資します。なお注意事項にも記載がありますが、GPIFの運用成果に連動することをめざすものではありません。
最近GPIFは何兆円も利益が出ているとニュースになっていたりしますよね。どんな運用しているのか気になっていました。
GPIFの基本ポートフォリオは国内株式、外国株式、国内債券、海外債券の4つの資産に各25パーセントずつになっています。利益額が大きいのは単純に年金積立金の運用資金自体が大きいからですね。
投資先、組み入れ銘柄
最新の運用レポートからは投資先を確認できなかったので、交付目論見書から抜粋します。最新状況ではないので参考程度ですが、国内株式、外国株式に約30%ずつ、国内債券、海外債券に約20%ずつといった投資割合になっています。
GPIFより株式割合が大きいですね。
そうですね。GPIFよりも5%ずつ多くリスク資産である株式に投資していますね。
直近1年で+21.50%、設定来で+20.09%
ファンド設定から3年弱ですが直近1年で+21.50%、設定来で+20.09%の騰落率になります。
購入手数料は3.3%、毎年の管理費用は年1.133%、その他手数料もかかります。
うーん、購入手数料も高いですし、設定来騰落率もあまりよくないですね。何もしないよりはいいのかもしれないですがこれは買えないかなと思います。
そうですね。GPIFと似たようなポートフォリオのバランスファンドを買っても個人投資家にはあまりメリットがありません。むしろその金額分、もっと騰落率の期待値が高いファンドへの投資をおすすめします。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。GPIFの基本ポートフォリオを参考に分散投資するアセットマネジメントOne「Oneグローバルバランス」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
2023年の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- アセットマネジメントOne「Oneグローバルバランス」はGPIFの基本ポートフォリオを参考に分散投資するバランスファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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