フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 〜フィデリティ投信

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、中国株に投資するフィデリティ投信「フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン」について解説します。

最近中国はどうでしょうか。詳しく教えてください。

運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。

  • フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンとは?
  • 投資先、組み入れ銘柄
  • 直近1年で+8.59%、3年で+29.74%

動画解説

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンとは?

健全なファンダメンタルズと魅力的なバリュエーションを持つ中国企業を選定し、運用はFILインベストメント・マネジメントのシンガーポール、香港に委託します。ベンチマークはMSCI チャイナ・インデックス(税引前配当金込/円ベース)となります。

委託先のFILインベストメントはどんな会社なんでしょうか?

フィデリティのグループ会社になります。日本のフィデリティ投信は英語だとFIL Investments (Japan) Limitedとなるようですので、日本支社、香港支社、シンガポール支社のイメージで良いと思います。

投資先、組み入れ銘柄

組み入れ上位はIT大手と銀行が多い印象ですね。組み入れ上位は記載の通りですが、業種が極端に偏る事もなくバランスが良いですね。

国、地域がケイマン諸島の会社が多いですがこれはなぜなんでしょうか?

中国の規制で中国企業は海外投資家から直接出資を受ける事ができない事、また税制や法人設立手続きの優位性からケイマン籍になる場合があるようです。

直近1年で+8.59%、3年で+29.74%

直近1年で+8.59%、3年で+29.74%の騰落率になります。ベンチマークは先ほども触れたMSCI チャイナ・インデックス(税引前配当金込/円ベース)となります。

購入手数料は3.3%、毎年の管理費用は年1.925%、その他手数料もかかります。

直近1年ではベンチマークに負けていますが、3年、設定来ではベンチマークよりも良い騰落率ですので、中国に投資するならアリかと思います。

そうですね。直近は中国政府の経済対策が発表されボラティリティの大きい相場状況になっています。これを機会に少し様子見を開始してみるのもいいかと思います。またベンチマークと比べてどうか?という点はどのファンドを見るときも使える視点です。投資する前に確認するようにしましょう。

【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう

いかがでしたでしょうか。中国株に投資するフィデリティ投信「フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。

よくわかりました。

2023年の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。

まとめ

  • フィデリティ投信「フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン」は中国株に投資するアクティブファンド
  • 円はリスクということをしっかり考えよう
  • ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう

2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。

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