iシェアーズAIグローバル・イノベーション アクティブETF ~ブラックロック

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、世界最大級の資産運用会社であるブラックロックが提供する、東証上場のアクティブETF「iシェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF(408A)」について解説します。

最近、東証にもAI関連の銘柄が増えてきましたね。今回はアクティブ運用とのことですが、インデックス型とは何が違うのでしょうか?

鋭い質問ですね。愛称「ベストAI」とも呼ばれるこのファンドは、既存の指数に縛られず、プロの目利きで「真にAI革命をリードする企業」を厳選する仕組みです。

東証に上場しているため日本円でリアルタイムに取引できる点も大きなメリットですね。具体的な運用方針やコストについて、一緒に学んでいきましょう。

  • i シェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF(408A)とは?
  • 投資先・組み入れ銘柄
  • 最新の運用パフォーマンス
  • 同種の他ETFと比較
  • 【まとめ】ファンド選びに納得して、安心できる資産形成を

動画解説

i シェアーズ AI グローバル・イノベーションアクティブ ETF(408A)とは?

i シェアーズ AI グローバル・イノベーションアクティブ ETFは、インデックス連動型ではなくアクティブ運用型ETFとなります。

特定の指数に連動することを目指すのではなく、AIおよびテクノロジー分野において、ファンダメンタルズリサーチを重視した銘柄選定を行い、トータルリターンの最大化を目指す商品です。

このETFは、AIに特化したアクティブ運用という理解で合っていますか?

合っています。AIおよびテクノロジー分野において、ファンダメンタルズリサーチをもとに、成長が期待できる企業を厳選して投資するアクティブETFです。

ボトムアップ型ということは、指数や時価総額はあまり意識しないんですね。

そうですね。企業の規模よりも、AI技術の開発状況や導入の進み具合、今後の成長余地といった中身を重視して銘柄を選定しています。

投資先・組み入れ銘柄

組み入れ銘柄を見ると、AIおよび半導体・テクノロジー分野に強く軸足を置いた構成であることが分かります。

上位保有10銘柄だけで全体の約45%を占めており、テーマ性を明確に打ち出した、比較的集中度の高いポートフォリオです。

この組み入れを見ていると、個別で半導体株を買うより、このFTFで幅広く押さえる方がよさそうですね。

そうですね。エヌビディア、ブロードコム、TSMC、AMDといったAIに欠かせない企業を一社ずつ判断するのは手間がかかります。このETFなら、AIインフラの中核をまとめて押さえられる点はシンプルです。

ただ、上位10銘柄で45%超というのは、結構集中している印象もあります。

確かに分散重視の商品と比べると集中しています。ただ、AIの「勝ち組」に厚く張る設計なので意図は明確です。安定運用向きではなく、AIの成長を取りにいくサテライト枠として使うのが現実的でしょう。

最新の運用パフォーマンス

設定来、基準価額は10,000円~12,000円付近まで力強く上昇し、直近3か月では5.82%という優れたリターンを達成しました。

インデックスでは捉えきれないAI市場の急成長をプロの選別眼で運用する点に真価があります。

また、年2回(2月・8月)の決算時には分配を行う方針もあり、値上がり益分配金の両面からAI革命の恩恵を効率的に享受できる、極めて魅力的な設計と言えるでしょう。

このファンドの実質的な運用管理費用は、投資先ETFの報酬等を含めると年率約0.990%(税抜0.900%)程度になると明記されています。

※2026年6月30日までは0.847%(税抜0.770%)。

表面上の信託報酬は非常に低く見えますが、実際には投資先ETFにかかる報酬も含まれるため、実質コストは想定より高くなる可能性があります。

設定来で見るとかなり順調に資産が増えていますよね。途中で上下はありますが、全体としては右肩上がりに見えます。

そうですね。短期的な調整はありますが、チャート全体を見ると、AI関連企業の成長を取り込みながら、着実に積み上がってきたことが分かります。テーマ型ファンドとしては、比較的安定した推移です。

一方で、コスト面を見ると「低コスト」と言われつつ、実質負担は0.9%台になると書かれています。このあたりはどう考えればいいでしょうか?

そこは重要なポイントですね。表面上の信託報酬だけを見ると非常に低く見えますが、投資先ETFの報酬まで含めると、実際の負担は年0.990%程度になります。構造を理解せずに「低コストETF」と判断してしまうと、後から印象が変わる可能性があります。

同種の他ETFと比較

AI・テック系主要ETFを比較すると、信託報酬は0.22%~0.99%と幅があります。

NASDAQ100の0.22%に対し、本ETF(408A)の0.99%は高めですが、コスト差を上回る「実績」こそが判断の鍵です。

実際、直近3ヶ月で5.82%のリターンを記録しており、市場平均に縛られないアクティブ運用ならではの成果が出ています。

プロの目利きでAI革命の核心へ投資できる本ETFは、ポートフォリオの強力なアクセントになるでしょう。

408Aの報酬0.99%はNASDAQ100より高く感じますが、あえて選ぶメリットは何ですか?

指標(平均点)を上回る「プラスアルファの収益」を狙える点です。プロの目利きによって直近3ヶ月で5.82%のリターンを達成しており、この「運用の質」こそが高いコストを払ってでも手に入れるべき最大のメリットと言えます。

実績重視ですね。変化の激しいAI分野において、運用の「機動力」はどう評価すべきでしょうか?

指数に縛られず、旬のAI企業へダイナミックに投資できる点が強みです。市場の変化を先取りして銘柄を入れ替える「プロの選別眼」を享受できることこそ、このコストを払う最大の意義と言えるでしょう。

【まとめ】ファンド選びに納得して、安心できる資産形成を

今回は 「iシェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF(408A)」 について、商品性や組み入れ銘柄、運用パフォーマンス、コスト面、同種ファンドとの比較まで整理して解説しました。

本ETFは、AI・テクノロジー分野に特化したアクティブ運用ETFであり、成長性の高い企業に集中投資する設計が特徴です。

一方で、実質的な運用管理費用やポートフォリオの集中度を踏まえると、長期の資産形成の「主軸」ではなく、AI成長を取りにいくサテライト枠としての活用が現実的な商品と言えるでしょう。

AIというテーマにまとめて投資できて、実績も十分。ただし、コストや集中度を理解した上で使う必要がある、ということですね。

その通りです。このETFは「資産形成の土台」ではなく、AI成長を取りにいくサテライト枠として位置づけるのが現実的でしょう。テーマへの納得感とポートフォリオ全体のバランスを意識した上で活用したい商品ですね。

よく分かりました。自分の資産配分の中で、どこに組み込むかを考えてみます。

はい。こうしたテーマ型ETFこそ、全体設計を踏まえて判断することが大切です。
迷った場合は、我々のような IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談しながら、ご自身に合った投資先を選定していきましょう。

まとめ

  • iシェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF(408A)は、AI・テクノロジー分野に特化したアクティブ運用ETF
  • 上位10銘柄で約45%を占める集中型ポートフォリオにより、AIの「勝ち組」企業の成長を効率よく取り込む設計
  • 直近3ヶ月で5.82%のリターンを記録する一方、実質コストは年0.9%台となる点を理解した上で、サテライト枠として活用しよう。

iシェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF(408A)は、AI・テクノロジー分野に特化したアクティブETFです。高い実績を持つ一方、実質コストは年0.9%前後とインデックスより高め。

そのため、S&P500など偏差値50の投資を土台に、本ETFをサテライトとして組み合わせ、AI成長を上乗せする偏差値60の運用を目指しましょう。

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著者プロフィール

K2編集部
K2編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

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