ソニー生命 無解約返戻金型平準定期保険(障害介護型)

こんにちは、K2 Collage 松本です。

今回はソニー生命の定期保険無解約返戻金型平準定期保険(障害介護型)を解説します。

終身保険よりも保険料は安いし、子どもがいるので死亡保障として加入しています。また障害や介護でも保険金が受け取れるのも安心です。

幅広い保障内容は安心出来ますが、そもそも定期保険という商品が必要かどうかを考えてください。死亡保障の備え方は定期保険以外にもあります。

  • 動画解説
  • ソニー生命の経営体制は非常に優秀
  • 身体障害3級以上でも保険金が受け取れる定期保険
  • 保険金の一括受取に拘りがなければ分けた方がいい。
  • 契約はしない。既に契約している人は個別相談してください。

動画解説

ソニー生命の経営体制は非常に優秀

会社概要

ソニー生命は日本の生命保険会社で、ソニーグループ系列です。1979年8月「米プルデンシャル生命(ザ・プルデンシャル・インシュアランス・ カンパニー・オブ・アメリカ)」との合弁で、「ソニー・プルーデンシャル生命保険」として設立された。1980年2月に「ソニー・プルデンシャル生命保険」に、1987年9月に米国プルデンシャルとの合弁解消となり「ソニー・プルコ生命保険」とそれぞれ改称し、1991年4月から現社名。1996年1月にライフプランナーを商標登録し、同年4月にソニーの100%子会社となり、2004年4月にソニー損保、ソニー銀行とともにソニーフィナンシャルホールディングスの傘下に入った。

営業開始:1979年8月10日
事業所:162支店(2021年7月1日時点)
総資産:70兆1,738億円(2020年度)
保有契約高:53兆6,109億円(2020年度)

格付情報

S&P:A+(2021年7月1日現在)
R&I:AA(2021年7月1日現在)

ソルベンシーマージン比率

2,126.6%(2020年度)

身近な会社なので親しみはありますね。

イメージだけで判断するのはダメですが、実際に会社の規模や格付などの評価は高いので健全な会社です。

身体障害3級以上でも保険金が受け取れる定期保険

契約概要

商品名:無解約返戻金型平準定期保険(障害介護型)
契約年齢:5歳〜85歳
保険金額:500万円〜2億円
保険期間:契約年齢によって異なる
払込期間:保険期間と同じ
払込頻度:月払、半年払、年払
健康体割引:なし

保障内容

主契約

被保険者が死亡高度障害特定障害状態(身体障害者手帳3級以上)要介護2以上になった時に保険金額を受け取って契約終了です。何事もなく満期を迎えても契約は終了となります。
*高度障害状態とは以下の状態です。

  • 両眼の視力を全く永久に失ったもの
  • 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
  • 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
  • 両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

商品解説

解約返戻金がない定期保険です。一番の特徴は、介護や身体障害者手帳3級以上でも保険金が受け取れることです。通常は死亡高度障害のみ。例えば脳梗塞などで左右の半身不随では高度障害状態に該当しませんが、半身不随だとおおよそ身体障害の2級か3級あたりになるので、この商品なら保険金を受け取れることになります。また要介護2以上または会社所定の要介護状態になった場合も保険金が受け取れます。シンプルに保障の範囲が広いので、そのぶん保険料は高く設定されています。就業不能保険の機能が備わっていると理解すれば納得の金額にはなっています。

保険料はどれくらい高いのでしょうか?

年齢や健康状態によりますが、1.5倍くらい高いです。次のチャプターで確認していきましょう。

保険金の一括受取に拘りがなければ分けた方がいい。

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契約例を見ていきましょう。

契約例

35歳 男性
死亡保障:5,000万円
保険期間:60歳満了

払込期間:保険期間と同じ
払込頻度:月払

保険料:18,500円

ソニー生命の通常の定期保険では、同じ条件で男性が12,550円で、非喫煙者なら10,100円です。1.5倍〜1.8倍ほど保険料が高くなります。就業不能保険のような保障と保険金を一括で受け取れるというメリットがあるので、それを理解できれば納得できます。ただ、働けないリスクの全てをカバーできていないので、それなら分けて備えた方がコスパがよくなります。保険金も一括受取に拘らなければ、収入保障保険、就業不能保険、医療保険と分けて加入したほうがより良い内容になります。

かなり保険料が高くなるんですね。。。

そうなんです。かといって保障内容として完璧な訳ではありません。

契約はしない。既に契約している人は個別相談してください。

死亡、高度障害、特定障害状態、介護と幅広い保障範囲ですが、保険料が高いので見直したほうがいいでしょう。死亡保障が必要な方は一般的に子供のいる夫婦で、子供が大きくなるに連れて必要な保障額は少なくなっていきます。それを踏まえると定期保険ではなく、収入保障保険で備える方が合理的で無駄がなく保険料も安くなります。

収入保障保険ではどの商品がオススメですか?

年齢、喫煙の有無、健康状態によって、ベストな商品は変わりますので、私に直接ご相談ください。
※直接相談(無料)

まとめ

  • 保険料が高いので、保障ごとに分けて加入しよう!
  • 収入保障保険の方がさらにコスパは良い!
  • 今の契約を見直した方がよいかは、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)

また日本の終身保険では無理ですが、海外の終身保険では実質利回り5%以上で資産形成をしながら、死亡保障も備えることが出来る『インデックス型海外終身保険』があります。詳しくは下記の入門書をダウンロード(無料)して一読ください。
※【入門書】家族のために死亡保障を準備するための入門書

また教育資金準備や貯蓄だけが目的の方は、下記の入門書を一読ください。
※【入門書】公的年金に依存しない自分年金を準備するための入門書
※【入門書】子供のためにベストな学資保険に入るための入門書

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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