こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、日本の高配当株に投資する三菱UFJ国際投信「日経平均高配当利回り株ファンド」について解説します。
最近高配当株が良いと聞きました。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 日経平均高配当利回り株ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+43.8%、3年で+122.8%
日経平均高配当利回り株ファンドとは?


日経平均株価採用銘柄225社の中から、予想配当利回りの上位30銘柄を抽出、流動性を考えて組み入れ比率を決めていくようです。6月12月でリバランスも実施します。
絞り込み方は割とシンプルですね。
そうですね。ファンドマネージャーの目利きで優良企業を発掘してくるタイプではないですね。
投資先、組み入れ銘柄

馴染みのある大企業が多いので安心できますね。組み入れ上位の業種は銀行23.7%、海運14.2%、鉄鋼13.8%の順になっています。
なるほどですね。日経平均は最近強いですがこのファンドはどうでしょうか?
次で騰落率を見ていきましょう。
直近1年で+43.8%、3年で+122.8%


直近1年で+43.8%、3年で+122.8%の騰落率になります。またこちらのファンドは年2回分配金があります。直近の分配金実績は170円~340円程度です。

購入時手数料は2.2%、毎年の管理費用は年率0.693%程度かかります。
直近1年、3年の数字はいいですが今後日本株が上がり続けるかどうかはちょっと疑問があります。
そうですね。円安の影響で外国人投資家は買っているようですが、円安は今後も続く事が予想される為、外貨で外国株を買っていくほうがいいと思います。円のリスクをしっかり認識しましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。日本の高配当株に投資する三菱UFJ国際投信「日経平均高配当利回り株ファンド」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
今年(2023年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 三菱UFJ国際投信「日経平均高配当利回り株ファンド」は日本の高配当株に投資するファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2023年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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