こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、ブラジル企業に投資する日興アセットマネジメント「日興ブラジル株式ファンド 愛称:情熱の国」について解説します。
ブラジル株ですか。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 日興ブラジル株式ファンド 愛称:情熱の国とは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+23.53%、3年で+66.77%
日興ブラジル株式ファンド 愛称:情熱の国とは?


投資先はブラジル株式全体から幅広く選定されるようです。運用はフランクリン・テンプルトン・インベストメンツ(ブラジル)が担当します。
運用会社は米国系の会社なのですね。
そうですね。ただし現地スタッフが運用しているそうなので、イメージで言うと日本人が日本株ファンドを運用しているイメージでしょうか。
投資先、組み入れ銘柄


さすがに知っている会社はありませんね。業種別の投資先はバランスが良いですがIT関係は入ってなさそうですね。
素材の会社が多いですね。ブラジルって素材が何か取れるんでしょうか?
ブラジルは鉄鉱石やニッケルで世界シェア上位だそうです。
直近1年で+23.53%、3年で+66.77%


直近1年で+23.53%、3年で+66.77%の騰落率になります。分配金込み基準価額の記載がありますが、設定来分配金が出た事はありませんので注意が必要です。

購入時手数料は3.85%、毎年の管理費用は年率1.848%、解約時にも0.2%、その他手数料もかかります。
うーん。各種手数料も高いですし、設定来の実績も+11.72%となっています。ブラジルがダメなのか、投資先がダメなのか判断が難しいですがこのファンドはなしですね。
そうですね。直近の騰落率は悪くないのですが、長期で見るとその通りですね。新興国に投資して高い経済成長からリターンを取っていきたいのであれば、インド等別の国へ投資する事をおすすめします。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。ブラジル企業に投資する日興アセットマネジメント「日興ブラジル株式ファンド 愛称:情熱の国」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
今年(2023年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 日興アセットマネジメント「日興ブラジル株式ファンド 愛称:情熱の国」はブラジル企業に投資するアクティブファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2023年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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