こんにちは。K2 College大崎です。
今回は「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信【1489】
(愛称)NF・日経高配当50 ETF」について解説します。
なお、こちらは新NISA「成長投資枠」から投資ができます。
- 動画解説
- ファンド概要
- 構成銘柄
- パフォーマンス
動画解説
ファンド概要

日経平均高配当株50指数※(対象株価指数)に連動する投資成果(基準価額の変動率が対象 株価指数の変動率に一致することをいいます。)を目指す。
※日経平均高配当株50指数(日経高配当株50)は、日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い原則50銘柄で構 成される株価指数です。
毎年1月、4月、7月および10月の7日に分配を行ないます。
こちらも高配当株ETFなんですね。
分配利回りはどれくらいになるのでしょうか?
2023年12月15日時点での分配金利回りは3.73%となっております。
以下は支払われた分配金(1口当たり)の推移となりますが、2023年の分配金合計2,108円を現在の基準価額59,419 円(2024年1月4日時点)で除すると3.54%なりますから、3.5%〜4%の利回りではないでしょうか。

構成銘柄

日経平均高配当株50指数に連動する投資成果を目指すとのことでしたが、どのような銘柄で構成されているのでしょうか?
2023年11月30日時点の月次リポートでは49銘柄で構成されており、そのうち上位10銘柄は以下のような構成となっております。
現在は、銀行業と海運業が多いようですね。


海運業はコロナ禍で運賃が急騰して大きな利益を上げることができ、配当金も増額しましたからね。
また今期も中東情勢などの影響でコンテナ船の運賃が急騰しており、配当利回りも良さそうですね(12月29日時点)。

パフォーマンス

このETFのパフォーマンスはどのような感じでしょうか?
以下のグラフは設定来(2017年2月10日)の運用実績の推移と騰落率を表したものですが、7年弱で115.3%のパフォーマンスとまずまずです。

日本株ファンドと比較した場合、該当ファンドの方がリターンの最小値は大きくなりますが、それ以上にリターンの最大値は高いですね。

また、他の資産クラスとの騰落率比較(2018年11月末~2023年10月末)を見てみると、先進国株の方がリターンの最小値も低いですし、最大値も高いです。
これならば、どちらかを選択する場合、先進国株の方が良いですね。
ただ、このETFは毎年1月、4月、7月および10月の7日に分配金を受け取ることができるETFであり、

分配金を受け取れる投資信託やETFを検討されているかと思います。
自分の目的に合った商品から適した商品を選択するようにしてください。
投資家それぞれに適したアドバイスをいたします。
資産運用相談を希望される方は、こちらからご連絡くださいませ。
まとめ
- このファンドは配当利回り3.5%〜4%の高配当ETF
- 日本株に投資をして配当を受け取りたいなら選択肢の一つ
著者プロフィール

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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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