こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、日本国債、日本株式に投資する三井住友DSアセットマネジメント「SMBC円資産ファンド」について解説します。
日本国債、日本株式へ投資ですか。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- SMBC円資産ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+1.7%、3年で+6.9%
動画解説
SMBC円資産ファンドとは?




日本国債、日本株式に投資する4つのマザーファンドに分散投資し、投資先の配分比率は日本国債等50%、絶対収益型30%、日本株式20%を基本とします。
絶対収益型ってどういうファンドなんでしょうか?
いわゆるヘッジファンドの事で上げ相場でも下げ相場でも利益を狙っていくファンドの事を指すのが一般的です。
投資先、組み入れ銘柄





いわゆるバランスファンドになっていて、少し資料が見づらいかもしれませんが、投資先の配分比率はほぼ先ほど触れた基本通りになっていて運用的には解説通りの内容になっています。
なるほど、バランスファンドですか。騰落率はどうでしょうか?
次で解説していきますね。
直近1年で+1.7%、3年で+6.9%



直近1年で+1.7%、3年で+6.9%の騰落率になります。分配金実績はありません。

毎年の管理費用は年0.913%程度、その他手数料もかかります。
2015年からの運用になっていて、ほぼ10年経過していますが10年での騰落率が設定来で+13.5%となっています。現金のままよりはいいかもしれませんが、これはちょっと投資できないですね。
日経新聞の資金流入金額ランキングに入っていましたので取り上げて解説しましたが、実績からはなぜ投資されているのかわからないですね。販売会社が三井住友銀行のみになっているところから投資されている理由を推察すると、保守的な富裕層向けに現金のままだとインフレに負けてしまうので、最低限これに投資して備えておきましょうというストーリーで販売しているのかなと思います。たしかに現金のままにしておくよりはマシですが、円が弱くなることを考えると、海外株に同じ理由で投資したほうがインフレ負けする事は少ないかと思います。今は手数料が安い海外インデックスファンドもたくさんあるので、比較検討した上で投資しましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。日本国債、日本株式に投資する三井住友DSアセットマネジメント「SMBC円資産ファンド」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
我々のようなIFAに相談して、正しい投資先を選定しましょう。
まとめ
- 三井住友DSアセットマネジメント「SMBC円資産ファンド」は日本国債、日本株式に投資するバランスファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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