こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、新興国株式に投資する三菱UFJ国際投信「eMAXISSlim新興国株式インデックス」について解説します。
新興国株式ですか。どんな国が含まれているのでしょうか。
個人投資家に人気の証券会社である楽天証券でランキング上位に入ってきているインデックスファンドです。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- eMAXISSlim新興国株式インデックスとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で-2.2%、3年で+21.8%
eMAXISSlim新興国株式インデックスとは?
インデックスなので指数連動です。MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)が対象インデックスになります。
地域別構成比率を見ると中国が大きいですね。
他の新興国に比べると経済規模が大きいので、現在はこのウエイトになっているようですね。
投資先、組み入れ銘柄
投資先上位も中国企業が多くなっていますね。国・地域にケイマン諸島があるのは中国独特で、一部の業種で外国資本による出資を制限されている為、ケイマン諸島を経由した特殊なスキームを利用している為です。
なるほどですね。
こういった規制も新興国あるあるですよね。先進国にはない規制もリスクとして頭の片隅に置いておいたほうがいいでしょう。
直近1年で-2.2%、3年で+21.8%
直近1年で-2.2%、3年で+21.8%の騰落率になります。ベンチマークは先ほども触れたはMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)になります。
毎年の管理費用は年0.1870%程度かかります。
伸びしろがあるのはわかるのですが、新興国は怖いんですよね。先ほどの規制の面などもそうなのですが、突然ルールが変わったりする事もありますし、投資家が保護されないのではないかと不安になります。
いわゆるカントリーリスクですね。言いたい事はよくわかります。このファンドですが買付金額が急に伸びていました。おそらく中国のゼロコロナ政策の転換があると見ています。経済再会するので株価も上がるのではないか?という個人投資家の思惑ですね。長期投資としては安心して継続できる事が一番重要かと思います。その点を考えるとリスクはよく認識してほしいと思います。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。新興国株式に投資する三菱UFJ国際投信「eMAXISSlim新興国株式インデックス」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
今年(2023年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 三菱UFJ国際投信「eMAXISSlim新興国株式インデックス」は新興国株式に投資するインデックスファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2023年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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