こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、日本の金融セクターに投資する大和アセットマネジメント「ダイワ金融新時代ファンド」について解説します。
今回は日本の金融セクターですか。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- ダイワ金融新時代ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+30.1%、3年で+103.7%
ダイワ金融新時代ファンドとは?
利益の拡大や収益機会の拡大などを着目点として、日本の金融セクターと金融関連銘柄の中から投資先を選定していきます。
金利が上がる局面だと株価上昇が期待できそうですね。
そうですね。次で投資先、組み入れ銘柄を見て行きましょう。
投資先、組み入れ銘柄
銀行、保険など金融大手が上位ですね。特に三菱UFGフィナンシャルGが20%弱とかなり大きな割合を占めています。1銘柄でこの割合の組み入れ比率はあまり見た事がないですね。
たしかにそうですね、あと金融新時代と言いながらも上位には暗号資産関連が入っていないのがちょっと残念です。
おっしゃりたい事はよくわかりますが、日本ではまだまだ一部の人だけが連想するキーワードですね。
直近1年で+30.1%、3年で+103.7%
直近1年で+30.1%、3年で+103.7%の騰落率になります。また年2回の決算時分配金があり直近は増加傾向です。参考指数はTOPIXになっています。
購入手数料3.3%、毎年の管理費用は年1.672%、その他手数料もかかります。
手数料が高いし、パフォーマンスも配当込みのインデックスに負けているのでこれはないかなと思います。せっかくセクター特化したファンドなのに、近年伸びている暗号資産関連も入っていないしインデックスにも負けているというのは致命的だと思います。
そうですね。このファンドが設定された2006年には暗号資産関連株はほとんどなかったと思いますが、ポートフォリオを入れ替える機会があるので少しでも入れていればよかったと思います。おっしゃる通り、インデックスにも負けているので投資する理由もないかと思いますね。参考指数、ベンチマークと比べてどうか?という点はどのファンドを見るときも使える視点です。投資する前に確認するようにしましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。日本の金融セクターに投資する大和アセットマネジメント「ダイワ金融新時代ファンド」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
2023年の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 大和アセットマネジメント「ダイワ金融新時代ファンド」は日本の金融セクターに投資するアクティブファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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