野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド 〜野村アセットマネジメント

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、世界各国の債券に投資する野村アセットマネジメント「野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド」について解説します。

今回は債券ですか。詳しく教えてください。

運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。

  • 野村PIMCO・世界インカム戦略ファンドとは?
  • 投資先、組み入れ銘柄
  • 直近1年で+7.2%、3年で+24.4%

野村PIMCO・世界インカム戦略ファンドとは?

世界各国の債券および派生商品等を投資対象とし、高水準のインカムゲイン確保と中長期的な財産の成長を図ることを目的として運用します。為替ヘッジあり/なし、年2回決算型/毎月分配型と4種類のファンドがあり、スイッチングが可能となっています。

インカムゲインの確保と中長期的な財産成長が両立できればすごいですね。

はい、多くのファンドの分配金タコ足分配になっているので、この点は注意が必要です。

投資先、組み入れ銘柄

債券に投資する際重要になるのが格付ですが、こちらのファンドは平均格付Aとなっています。また国・地域別配分はアメリカ75.0%、組入上位はすべて米国政府系住宅ローン担保証券になっていて、米国に偏った構成になっています。

米国は金利が高いですよね。

そうですね、最近利下げが開始されましたが、それでもかなり高い水準をキープしています。

直近1年で+7.2%、3年で+24.4%

先ほど触れた通り、こちらのファンドは4つの種類がありますが、今回はランキングに入っていたDコース(為替ヘッジなし 毎月分配型)の数値で解説します。直近1年で+7.2%、3年で+24.4%の騰落率になります。毎月分配型になっている為、分配金も毎月出ています。

購入手数料は3.3%、毎年の管理費用は年1.848%程度、その他手数料もかかります。

購入手数料は高いですが、一般的な株式インデックス並の騰落率になっていますね。債券に投資するならこれも候補になりそうです。これから米国の利下げに伴って騰落率は下がってくるかもしれませんので、その点だけ注意ですかね?

そうですね。日経新聞の資金流入金額ランキングに入っていましたので取り上げて解説しましたが、これは実績も付いてきているので投資検討してもよいかと思います。毎月配当していますが、基準価額も上がり続けている点はタコ足分配ではないですし、債券運用がしっかりできている証拠でもあります。ただし、分配金として利益を分配してしまうと基準価額は上がりづらくなってしまう為、注意しましょう。

【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう

いかがでしたでしょうか。世界各国の債券に投資する野村アセットマネジメント「野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。

よくわかりました。

我々のようなIFAに相談して、正しい投資先を選定しましょう。

まとめ

  • 野村アセットマネジメント「野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド」は世界各国の債券に投資するアクティブファンド
  • 円はリスクということをしっかり考えよう
  • ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう

2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。

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著者プロフィール

K2編集部
K2編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

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