ノムラ・ジャパン・オープン 〜野村アセットマネジメント

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、日本株に投資する野村アセットマネジメント「ノムラ・ジャパン・オープン」について解説します。

今回は日本株ですか。最近最高値を更新したニュースを見ました。詳しく教えてください。

運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。

  • ノムラ・ジャパン・オープンとは?
  • 投資先、組み入れ銘柄
  • 直近1年で+26.6%、3年で+94.0%

ノムラ・ジャパン・オープンとは?

東証株価指数(TOPIX)(配当込み)をベンチマークとし、株価の割安性をベースに収益性、成長性、安定性等を総合的に勘案して銘柄を選定、投資します。

アクティブファンドはまずインデックスに勝てるかどうかですね。

そうですね。この点も後ほど解説します。

投資先、組み入れ銘柄

投資先はいわゆる大企業になっていて、ほとんど東証プライム市場から選定されています。業種別投資配分にあまり偏りはなく、分散投資されているようです。

1位はソフトバンクグループですね、AI関連にかなり投資しているとニュースでやってました。

日本株だとニュースが入ってきやすいですよね。

直近1年で+26.6%、3年で+94.0%

直近1年で+26.6%、3年で+94.0%の騰落率になります。年2回決算時に分配金も出ていますので参考にしてください。先ほど触れた、ベンチマークに勝っているか?ですが、記載があるどの時間軸でもこのファンドの方が騰落率がいいですね。

購入手数料3.3%、解約時手数料0.3%、毎年の管理費用は年1.672%程度、その他手数料もかかります。

購入手数料は高いですが、ここ3年の騰落率はすごいですね。日本株に魅力を感じないので投資は躊躇していましたが、これを見ると投資したくなりますね。

そうですね。日経新聞の資金流入金額ランキングに入っていましたので取り上げて解説しましたが、これはちょっと注意が必要かと思います。たしかに直近の騰落率はいいですが、このファンドは1996年2月から運用しており、もう30年弱の運用期間になります。設定来騰落率が232.7%の為、単純平均で年7.76%、そのほとんどが直近の株価上昇に支えられています。資産残高もずっと減り続けていましたが、最近の日本株上昇で日本株に投資家が戻ってきている事が資産残高推移からも読み解けます。たしかにやっとインフレになり、モノの値段も上がってきましたが、上記の経緯と背景は認識しておきましょう。

【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう

いかがでしたでしょうか。日本株に投資する野村アセットマネジメント「ノムラ・ジャパン・オープン」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。

よくわかりました。

我々のようなIFAに相談して、正しい投資先を選定しましょう。

まとめ

  • 野村アセットマネジメント「ノムラ・ジャパン・オープン」は日本株に投資するアクティブファンド
  • 円はリスクということをしっかり考えよう
  • ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう

2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。

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著者プロフィール

K2編集部
K2編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

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