こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、全世界株式および債券に投資する楽天投信投資顧問「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」について解説します。
バランス型ですか。最近は債券も人気があるようで気になっています。
個人投資家に人気の証券会社である楽天証券で買付金額ランキングで上位に入っているインデックスバランスファンドです。楽天・インデックス・バランス・ファンドは投資比率が違う、株式重視型、均等型、債券重視型と3種類あり、今回はそのうち一番成績の良い株式重視型で解説します。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)とは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で-8.2%、3年で+20.6%
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)とは?

株式運用はFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに70%、債券はブルームバーグ・グローバル総合インデックスに30%、それぞれインデックスに投資します。
1つのファンドでどちらも投資してくれるのですね。投資家としては楽でいいですね。
自分で投資比率を考えたりポートフォリオを考えなくていい部分はありますね。
投資先、組み入れ銘柄

ファンド概要の説明通り2つのETFに投資をしています。投資比率を株式70%、債券30%程度で調整しています。
この短期金融資産等ってなんでしょうか?
直接記載がなかったので調べてみたのですが、1年以内に償還が来る有価証券や金融資産の総称との事でした。おそらく株式と債券のバランスを考えた場合の調整用資金なのではないかと思います。
直近1年で-8.2%、3年で+20.6%


直近1年で-8.2%、3年で+20.6%の騰落率になります。

毎年の管理費用は年0.211%程度かかります。
一つのファンドに投資する事で株式、債券どちらにも投資してもらえるのでお手軽でいいなと思ったのですが、リターンを見るとそんなに簡単な話ではないですね。株式は株式、債券は債券で投資したほうがいいように思います。
そうですね。いつも決められた割合で投資するので今から投資するなら債券は止めたほうがいいのではないか?というような場面でも一定割合債券投資が発生します。同じ金額を投資する場合はもったいないですよね。バランス型はリターンも伸びない傾向があるので注意しましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。全世界株式および債券に投資する楽天投信投資顧問「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
今年(2023年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 楽天投信投資顧問「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」は全世界株式および債券に投資するインデックスバランスファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2023年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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