こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、国内資産に分散投資する東京海上アセットマネジメント「東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)愛称:円奏会(年1回決算型)」について解説します。
国内資産に分散投資ですか。
個人投資家に人気の証券会社である楽天証券で設定金額ランキングで上位に入っているファンドです。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)愛称:円奏会(年1回決算型)とは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で-4.48%、3年で-10.73%
東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)愛称:円奏会(年1回決算型)とは?


東京海上系の3本のファンドで日本株式、日本REIT、日本債券に投資します。債券比率が多く70%の配分となっています。
この投資配分だとファンドの基準価額は債券に引っ張られそうですね。
そうですね。あとは基準価額の変動リスクを抑える目的で債券以外の投資配分を減らす事も実施するとの事なのでそのあたりも結果に響いてくる部分です。
投資先、組み入れ銘柄






投資先詳細に関してはこのようになっています。
ちょっとこれだけ見ても、良し悪しは判断しづらいですね。
次で騰落率を説明していきますね。
直近1年で-4.48%、3年で-10.73%


直近1年で-4.48%、3年で-10.73%の騰落率になります。分配金実績はありません。

購入手数料は1.65%、毎年の管理費用は年0.924%、その他手数料もかかります。
購入手数料もかかりますし、リターンもよくないのでこれは買えないかなと思います。逆にどういう人がこれを買うのか気になりますね。
ニーズについて考えてみました。小さい字ですがどんなファンドなのか?の解説のところで「基準価額の変動リスクを3%程度に抑えることを目的として、「日本株式」と「日本REIT」の配分比率を引き下げます」とあります。投資しないのも怖いけど、大きく投資先の基準価額が変動するのも怖いという人が買っているのかなと思います。個人的には変動リスクが大きくても上昇するなら問題ないと思いますけどね。必要以上に投資を怖がりこのようなファンドに投資してしまう方は資産形成していけませんので注意しましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。国内資産に分散投資する東京海上アセットマネジメント「東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)愛称:円奏会(年1回決算型)」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
今年(2023年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 東京海上アセットマネジメント「東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)愛称:円奏会(年1回決算型)」は国内資産に分散投資するファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2023年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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