こんにちは、K2 College 松本です。
今回は「海外旅行保険」についてお伝えしたいと思います。
ようやくコロナも落ち着いて海外旅行に行きやすくなったので、気になります!
旅行好きの方にはコロナ期間は辛かったことだと思います。この記事を参考にして頂ければと思います。
- 海外旅行保険の必要性
- 地域別保険料ランキング
- 総合ランキング
- まとめ
海外旅行保険の考え方
海外旅行中に病気やケガをする確率は?
海外旅行中にケガや病気になったりする確率、手荷物の損傷や盗難など、海外旅行保険で補償されるトラブルになる確率は、各保険会社のデータによると3%くらいです。33人に1人が何らかの事故に合ってるということで、それなりの確率ですよね。
海外でよくあるトラブル
海外旅行中は、どのようなトラブルに巻き込まれる可能性が高いのでしょうか。ジェイアイ傷害火災がまとめた2019年度の補償項目別トラブル割合を確認してみましょう。
治療・救援費用
ケガや病気による治療費用はもちろんのこと、緊急車の交通費や、入院した際に家族が現地にかけつける場合の渡航費用、またご本人を日本や第三国まで医療運送する際にかかる費用などが含まれます。また、注意したいのが、海外では日本に比べて、ケガや病気の治療費が高額になりがちで、1か月以上の入院を含む治療ですと、医療費が1000万円を超えるケースもあります。
携行品損害
スーツケースや一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、パソコンなど、ご自身の手荷物の破損や盗難の損害のことです。海外では治安が悪く盗難が多発していたり、空港やホテルなどの荷物を運んでもらう際に荷物を粗末に扱われたりすることもあるため、十分に注意が必要です。
旅行事故緊急費用
航空機に遅延や欠航があり、予定していないホテルへの宿泊を余儀なくされた場合や、航空会社に預けた手荷物が現地に届かず、急に身の回り品を購入したなど、予期せぬ偶然な事故により負担を余儀なくされた費用のことです。渡航先によっては航空機のトラブルが多い傾向にある地域もあるため、十分に注意が必要です。
地域別の補償項目別事故件数
国や地域によって、補償項目別のトラブルに違いがあることもお忘れなく。ジェイアイ傷害火災がまとめた、2019年度の地域別の補償項目別トラブル割合を確認してみましょう。
治療・救援費用
保険金支払いが多いのは、オセアニアで80.0%、次いでアジアが66.4%となっています。アジアは地域にもよりますが、日本と比べると衛生環境が良好とはいえず、気候も異なります。そのため、腹痛・風邪などの疾病が発生しやすい傾向がうかがえます。
携行品損害
保険金支払いが多いのは、アフリカで46.6%、次いでヨーロッパが40.4%となっています。ヨーロッパは、行き先により便の乗り換え回数が増えることから、手荷物が破損するケースが多いようです。また、治安が良い日本からの旅行者は、海外の犯罪者からは「周囲への警戒心が乏しい」と見られ、容易な標的としてスリなどに狙われやすいといわれています。このような理由から、「手荷物の破損」や「手荷物の盗難」に関するトラブルが多くなっているようです。
旅行事故緊急費用
保険金支払いが多いのは、グアム・サイパンで35.3%、次いでヨーロッパが25.1%となっています。グアム・サイパンは、台風の影響などにより旅行事故緊急費用の割合が高くなっているようです。航空機の遅延や欠航、航空会社に預けた手荷物が現地に届かないなど、予期せぬ偶然な事故により負担を余儀なくされた費用を補償します。
国や地域によって起こりうるトラブルが結構違うんですね!
そうですね。旅行先に応じて必要な補償内容や金額を変えると安心ですね。
地域別保険料ランキング
条件は旅行期間5日、1人、35歳で試算しています。
アジア
1位:ジェイアイ傷害火災「t@bihoたびほ」
2位:HS損保「たびとも」
3位:損保ジャパン「OFF」
4位:ソニー損保「ソニー損保の海外旅行保険」
5位:SBI損保「SBI損保の海外旅行保険」
ハワイ
1位:HS損保「たびとも」
2位:ジェイアイ傷害火災「t@bihoたびほ」
3位:三井住友海上「@とらべる」
4位:ソニー損保「ソニー損保の海外旅行保険」
5位:SBI損保「SBI損保の海外旅行保険」
北米
1位:HS損保「たびとも」
2位:ジェイアイ傷害火災「t@bihoたびほ」
3位:三井住友海上「@とらべる」
4位:ソニー損保「ソニー損保の海外旅行保険」
5位:SBI損保「SBI損保の海外旅行保険」
中南米
1位:HS損保「たびとも」
2位:損保ジャパン「OFF」
3位:ジェイアイ傷害火災「t@bihoたびほ」
4位:ソニー損保「ソニー損保の海外旅行保険」
5位:SBI損保「SBI損保の海外旅行保険」
ヨーロッパ
1位:HS損保「たびとも」
2位:ジェイアイ傷害火災「t@bihoたびほ」
3位:ソニー損保「ソニー損保の海外旅行保険」
4位:三井住友海上「@とらべる」
5位:SBI損保「SBI損保の海外旅行保険」
グアム・サイパン
1位:ジェイアイ傷害火災「t@bihoたびほ」
2位:HS損保「たびとも」
3位:ソニー損保「ソニー損保の海外旅行保険」
4位:SBI損保「SBI損保の海外旅行保険」
5位:三井住友海上「@とらべる」
HS損保ってあまり聞いたことないですが安いんですね!
とは言っても同じ保険料だったり、1位〜5位でも300円くらいの差しかありませんでした。
総合ランキング
先程は地域別の保険料ランキングでしたが、こちらは「加入手続き」「保険プラン」「担当者の対応」「サポート体制」「支払い手続きや対応」を評価基準にした総合ランキングです!
※オリコン顧客満足度ランキングのデータです
1位:ソニー損害保険
2位:ジェイアイ傷害火災
3位:損保ジャパン
4位:三井住友海上火災保険
5位:東京海上日動火災保険
このランキングだと大手の保険会社がランクインしています。細かい評価をみると実際に手続きをした時の対応やサポート体制の良さも重視されています。保険料が100円くらいしか変わらないなら、万一の対応も含めて保険会社を選ぶというのも大事な要素だと思います。
そういう面では大手の方が安心感がありますね。
損保に関しては、大手の担当者の方がしっかりしていると思います。
まとめ
海外旅行保険は、行先によって発生するリスクや金額が異なるので、それに合わせて補償プランを変更するのがいいです。保険会社も保険料だけで選ばずに万一の対応のことも含めて考えましょう。あとはお持ちのクレジットカードに付帯してる補償もあるので、それを差し引いて必要な補償だけ選択すると尚良しです。最近のプランはオーダーメイドに細かく補償の有無を選択したり、補償額も変更できるので、無駄を省いたコスパの良い補償プランが作れます。今回ご紹介したデータを元にご自分に合った海外旅行保険に加入して安心して旅を楽しみましょう!!
Have a nice trip!
著者プロフィール
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大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
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