【どちらを使う?】SBI証券vs楽天証券

どっち

SBI証券楽天証券は、日本のネット証券における2トップであり、両者とも豊富な実績と信頼を積み重ねてきています。そのため、どちらを選ぶか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。本記事では、SBI証券と楽天証券それぞれの強みと、向いている人の特徴を解説します。

どちらを選んでも大きく外れることはなさそうでしょうか?

両者とも多くのユーザーに受けられていることからは、そのように考えられます。ただし、よりベターな選択をするためにも、それぞれの強みは把握おきましょう。

  • SBI証券の強み
  • 楽天証券の強み
  • SBI証券と楽天証券どちらがおすすめか
  • 両者とも信頼度の高いネット証券

SBI証券の強み

外国株式の取扱銘柄数が多い

SBI証券は、外国株式の取扱銘柄数が5,600以上あり、楽天証券を上回っています。また取扱国数についても、楽天証券の6ヵ国に対して、SBI証券は9ヵ国とリードしています。そのため、楽天証券で取扱いのない外国株式に投資したい人にとっては魅力的でしょう。

IPOの取扱銘柄数が多い

IPOとは「新規公開株」のことであり、多くの利益を見込める投資商品として知られています。そしてIPOの取扱銘柄数は、SBI証券のほうが多いです。またSBI証券は、NISA口座でもIPOを取り扱っています。

投資信託の取扱商品が多い

SBI証券は、投資信託の取扱商品数においても、楽天証券を上回っています。また、SBI証券グループの運用会社である「SBIアセットマネジメント」による独自の投資信託も取り扱っています。

米国以外の外国株式やIPOは、投資初心者にとっては難しそうですね。

確かにそうかもしれません。特にIPOは聞きなれない単語でしょうし、銘柄数も少ないため、ハードルが高く感じる人もいるでしょう。

楽天証券の強み

楽天ポイントを効率よく貯められる

楽天証券では「楽天ポイント」を貯められるため、楽天市場や楽天カードなどのユーザーにとっては特に魅力的です。また、楽天証券の口座から楽天市場で買い物する際には、代金の1%分の楽天ポイントが貯まります。さらに、楽天カードで楽天証券の口座に入金する際にも、入金額の1%分の楽天ポイントが貰えます。

投資信託の積立サービスが充実している

楽天証券には、楽天ポイントで投資信託の積立ができる「楽天ポイント投資」があります。現金を使わずに投資信託を始められるため、投資初心者でも始めやすいです。また楽天カードで投資信託の積立がもあります。

コールセンター受付時間が長い

楽天証券のコールセンター受付時間は、SBI証券よりも1時間長いです。19時まで相談できるため、本業後でも比較的相談しやすいです。さらに、土曜日もコールセンターを開いているため、平日は忙しい人にとっても利用しやすいでしょう。

楽天ポイントを着実に1%貯められるのは魅力的ですね。

ポイント還元が安定している点は確かに強いですね。一方SBI証券では、三井住友カードでの積立で0.5~5%のポイント還元率を得られるため、どちらがお得かは条件次第です。

SBI証券と楽天証券どちらがおすすめか

SBI証券楽天証券いずれかを選ぶ際は、以下の表も参考にするとよいでしょう。

SBI証券がおすすめな人の特徴・米国以外の海外株式やIPO等への投資にも挑戦したい
・投資信託でも多くの銘柄をチェックしたい
楽天証券がおすすめな人の特徴・普段から楽天のサービスを利用している
・週末もコールセンターで悩みを相談したい

手数料無料化も気になるポイントですね。

現時点では、米国株式と海外ETF手数料無料化も決まっているSBI証券のほうが優位ですが、今後の楽天証券の動きにも注目です。

両者とも信頼度の高いネット証券

SBI証券楽天証券は、どちらも初心者から上級者まで幅広い層におすすめできるネット証券です。どちらを選ぶかは、上記のポイントを比較して、自分のニーズに合わせて決めるとよいでしょう。また、現在のキャンペーン実施状況を参考にするのも一つの選択肢です。

キャンペーンにはどのようなものがあるのでしょうか?

よく見られるのが、口座開設時にポイントが貰えるというものです。キャンペーン情報は頻繁に更新されるため、今後はこちらも最新情報を公式サイトで確認しましょう。

まとめ

  • SBI証券は特に米国以外の海外株式やIPOへの投資もしたい人におすすめ
  • 楽天証券は特に楽天ユーザーにおすすめ
  • 手数料に関して現時点ではSBI証券が優位
  • キャンペーン情報も要チェック

初心者の方が自身に合った証券会社を選ぶのは難しいかもしれません。お困りの際は無料相談にてお話を伺いますので、ご希望の方はこちらからご連絡ください。

著者プロフィール

鈴木 翔馬
フリーランスの金融ライターとして活動中。
記事執筆本数は累計1,000本以上で、様々な金融系メディアにて記事執筆および監修経験あり。
保有資格は「宅地建物取引士」「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」

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