iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)〜大和アセットマネジメント

こんにちは。K2 College大崎です。

今回は、「iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)」について解説します。

  • 動画解説
  • ファンド概要
  • 構成銘柄
  • 運用パフォーマンス

動画解説

ファンド概要

外国の株式に投資し、
投資成果をMSCIコクサイ指数(配当込み、円ベース)の動きに連動させることを目指す。

「MSCI コクサイ指数」とはどのような指数でしょうか?

「MSCI コクサイ指数」は、日本を除く先進国22カ国に上場する大・中型株を対象にしたインデックスのことで、現在1,272銘柄が採用されており、市場の約85%をカバーしていま す。

日本を除く先進国22カ国はどこになりますでしょうか?

以下は「MSCI World Index」の構成国分類ですが、ここから日本を除いた22カ国となります。

これらの国に満遍なく投資するのですか?

いいえ、違います。
最新の月次レポート(2023年11月30日時点)で国・地域別構成を見てみると、
アメリカだけで74.6%も占めておりますね。

ちなみに、以下は世界のGDPに占める割合を示した表やグラフですが、
日本を除く先進国では半分程度しか占めていないのではないでしょうか?

構成銘柄

先進国とその定義とは?また、先進国というのは、誰がどうやって判断しているのでしょうか? - Quora

具体的にどのような株式に投資しておりますでしょうか?

最新の月次レポート(2023年11月30日時点)によると、先物やリートにも投資しております。

以下は組入上位10銘柄と、株式の業種別構成となりますが、情報技術セクターの割合が多いですね。

運用パフォーマンス

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パフォーマンスはいかがでしょう?

このファンドは2016年9月8日に設定されておりますが、設定来の騰落率は+192%7年間で基準価額はおよそ3倍まで増えておりますから、なかなか優秀ではないでしょうか。

新しいNISAを利用して積立投資を始めて行きたいのですが、このファンドに投資していくのはどうでしょうか?

このファンドは新しいNISAの「つみたて投資枠」 「成長投資枠」の対象となっておりますし、選択肢としては有だと思います。

ただ、先述しましたように、このファンドは日本を除く先進国22カ国だけへの投資となります。

現状でも世界GDPの半分程度からしか果実を享受していないので、インドなどの新興国にも投資すると良いと思います。

なお、GDPはその国のすべての企業が生み出した利益の合計のことですが、
その国の株価は長期的にみるとその国の経済力に見合った水準に近づくと言われております。

以下は2050年までの年平均実質GDP成長率の予測ですが、先進国は2%以下となる国がほとんどです。
グラフでも右端に固まってますね。

参考にしてください。

まとめ

  • 日本を除く先進国22カ国に上場する株式に投資するインデックスファンド
  • 先進国の長期的な年平均実質GDP成長率は高くない
  • インドなどの新興国にも投資する

自分に適した資産運用をするようにしてください。
資産運用相談を希望される方は、こちらからご連絡くださいませ。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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