こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、大和アセットマネジメント「iFreeレバレッジ FANG+」を解説します。名前の通りレバレッジがかかっている投資信託型のファンドになります(ファンドオブファンズ)。日々の基準価額の値動きがNYSE FANG+指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざして運用しています。
FAANGsとまた違うんでしょうか?
FAANGsとかGAFAとかGAFAMとか色んな表現の仕方があるようですねwほとんど同じ銘柄へ投資しているので同じだと思ってください。
- 「iFreeレバレッジ FANG+」は誰もが知るNASDAQテクノロジー企業に2倍レバレッジで投資するファンド
- 直近1年は+57.8%
「iFreeレバレッジ FANG+」は誰もが知るNASDAQテクノロジー企業に2倍レバレッジで投資するファンド
「iFreeレバレッジ FANG+」はどのようなファンドか見ていきましょう。
投資先は誰でも知っている毎日使う身近なアプリやサービスを運営している会社ばかりです。投資先はこちら・・・
フェイスブック A(FB) 世界最大のSNSを提供
アマゾンドットコム(AMZN) ネット通販の世界大手でクラウドでも世界最大シェア
ネットフリックス(NFLX) インターネットTVを全世界で展開加入者は1億2,000万人以上
アルファベット A(GOOGL) ネット検索、YouTube、アンドロイドなどを展開
ツイッター(TWTR) ツイート(つぶやき)を発信できるサービスを提供
アップル(AAPL) iPhoneなどのスマホ、iTunesなどサービスも提供
エヌビディア(NVDA) GPUの世界最大手で、AI、自動運転に展開中
テスラ(TSLA) 電気自動車の専業メーカー
アリババ グループ(BABA) 中国のeコマース最大手で、動画、金融など幅広い事業展開
百度(バイドゥ)(BIDU) 中国のネット検索の最大手で、AI、自動運転なども展開
そうですね 。 僕も毎日iPhoneでTwitterを見たり、ネットフリックスで動画を見たり、アマゾンで買い物をしています 。
便利な世の中になりましたが、もはやインフラといっても差し支えないサービスをやっている会社ばかりですよね。この会社群をまとめて指数化しているのがNYSE FANG+指数になります。このNYSE FANG+指数に2倍レバレッジで連動するように作られているのが「iFreeレバレッジ FANG+」です。
直近1年は+57.8%
2020年8月19日設定でまだ新しいファンドですが、ですが1年と2カ月で68.9%のプラスになっています。この1年でも57.8%のプラスになっています。 コロナ後のNASDAQ上昇の恩恵を受け、かなり上昇していました。
ただし、注意点もあるので説明させてください。
①ファンド費用が高い
レバレッジ型ということもありますので、手数料が高いです。
②中国企業が含まれている
NYSE FANG+指数には、「アリババ」「バイドゥ」と、2社中国企業が含まれています。ニュースなどでご存じかもしれませんが、中国規制当局の動きが見えにくい時期であり、今後中国企業にどのような影響があるか不透明です。
③償還リスク
レバレッジ型ファンドは通常の投資信託やインデックスに比べ償還リスクが高いです。設定来で約70%上昇しておりますが、逆になったらどうでしょうか?2倍レバレッジの為、下がるスピードも早く一定以下の基準になると償還といって時価で清算される場合があります。(購入価格より下の基準価額で償還になれば強制的に損失確定となります)
なるほど!やはりレバレッジにはリスクもあるんですね。
そうですね。リスクとリターンを考えて投資する必要はありますが、中長期的に見れば上昇する可能性はまだまだあると考えています。今後もトップテクノロジー企業群は成長を続け、拡大すると見込まれますので、タイミングを見て投資する事はおすすめです。
【まとめ】ハイテク株投資の定番はNASDAQインデックスですが、NASDAQの中でも誰もが知る企業群に2倍レバレッジで投資できるのが魅力です
いかがでしょうか?「iFreeレバレッジ FANG+」について、なんとなく理解できたでしょうか。
FANG銘柄に投資するだけだったら、生株を買えばいいのですが、2倍レバレッジができて、少額から分散投資できるのが魅力ですね。
私もFANG投資してみたいと思います。
はい、投資する上で不安なことなどあれば、こちら直接相談からお気軽にご相談ください。
まとめ
- よく使うサービスにまとめて投資できるレバレッジ型投資信託
- 投資しないリスクより投資するリスクをとろう
- 何よりも先にハイテク株へ投資しよう
NYSE FANG+指数 に投資する『FAANGsファンド』はオフショアからでもコストの低いオリジナルのファンドへ投資することができます。オフショア投資についてはこちらを参考にしてください。
※『オフショア投資入門書(マニュアル)』はこちら(無料)
著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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