eMAXIS Neo 自動運転

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、三菱UFJ国際投信「eMAXIS Neo 自動運転」を解説します。

移動手段として、全世界の人々が使っている自動車は、自動運転技術によりドライバーが不要になりつつあります。「eMAXIS Neo 自動運転」は自動運転技術を開発している会社にまとめて投資できる投資信託です。日々の基準価額の値動きがS&P Kensho Autonomous Vehicles Indexに連動する投資成果をめざして運用しています。

自動運転ですか。未来の技術ですね。この指数は初めて見ました。どんな企業が含まれているんでしょうか。

そう遠くない未来に一般化、実用化されます。含まれる企業群は次でくわしく解説しますね。

  • 「eMAXIS Neo 自動運転」は自動運転技術を有する企業群にまとめて投資するファンド
  • 直近1年で+85%のリターン

「eMAXIS Neo 自動運転」は自動運転技術を持つテクノロジー企業にまとめて投資するファンド

「eMAXIS Neo 自動運転」はどのようなファンドか見ていきましょう。
投資先は自動運転技術を持つテクノロジー企業です。

組み入れ銘柄上位はこちら・・・

1 AMBARELLA INC     ファブレス半導体設計会社で自動車用カメラに強み
2 VEONEER INC      自動運転技術で重要なレーダー、熱暗視カメラに強み
3 TESLA INC        誰もが知ってるEVメーカー、100兆円企業
4 FORD MOTOR CO    EV車メーカーへ転換中 直近ではウォルマートと組んで自動配送を計画
5 APTIV PLC        米国自動車部品メガサプライヤー
6 GENERAL MOTORS CO  自動運転子会社Cruiseの技術を活用し10年以内に個人向け自動運転車の販売を目指す
7 VISTEON CORP      エレクトロニクスサプライヤー企業、自動運転ソフトウェアに強み
8 BAIDU INC – SPON ADR 中国検索大手、2021年には中国自動車メーカーと合弁でEVメーカー設立
9 NIO INC – ADR      中国EV大手、「中国版テスラ」の異名を持つ
10 XPERI HOLDING CORP  半導体チップと接続ソリューションに強み、他企業にライセンス供与も

知ってる企業もありますね。TESLAとかFORDとか。
TESLAなんかは100兆円になった。とニュースで最近見ました。

そうですね。この中だとTESLAが突出して有名ですね。個人からは見えづらいBtoBの会社も多いですが、実はこの分野で他には置き換えられない技術を持っていたりする企業も多いんです。この会社群をまとめて指数化しているのがS&P Kensho Autonomous Vehicles Indexになり、この指数に連動するように作られているのが「eMAXIS Neo 自動運転」です。

直近1年で+85%のリターン

2019/05/28設定でまだ新しいファンドですが、ですが2年と5カ月で265.9%%のプラスになっています。この1年でも85.0%のプラスになっています。コロナ後の株高の恩恵を受け、かなり上昇しています。改めて見ると、すごい数字です。ただし、注意点もあります。中国企業が含まれている点です。「BAIDU」「NIO」「XPERI HOLDING」等は中国企業です。ニュースなどでご存じかもしれませんが、中国規制当局の動きが見えにくい時期であり、今後中国企業にどのような影響があるか不透明です。

中国規制の影響は読みにくいですが、自動運転には未来があると感じますね。こちらにも投資してみたいです。

そうですね。投資なのでもちろんリスクはありますが、まだ自動運転が一部でしか使われていない事を考えるとポテンシャルはこの程度ではないと考えます。今後も自動運転技術を有する企業群は成長を続け拡大すると見込まれますので、投資する事はおすすめです。

【まとめ】ちょっと先の未来に投資できる自動運転企業群へ投資しよう

テーマ株ファンドにはこうした世の中のトレンドに沿ったものがたくさんあります。目先のリターンに捉われず、中長期投資をしていきましょう。

はい、よくわかりました。

未来を考えながら、投資先を検討するのはワクワクしますし、今後も上がっていくことが期待できそうですよね。リスクやコストも考えながら投資を検討してみてくださいね。

まとめ

  • 自動運転技術を有する企業群へまとめて投資できる投資信託
  • 投資しないリスクより投資するリスクをとろう
  • 未来を想像して投資しよう

オフショアからでもコストの低いオリジナルのファンドへ投資することができます。オフショア投資についてはこちらを参考にしてください。

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著者プロフィール

K2編集部
K2編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

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