老後2,000万円不足問題、自分で用意すれば良いのは約1,270万円だけ

こんにちは、K2 College大崎です。

ファミレスで仕事をしていた際、隣のテーブルから「NISAで積立をしている」という言葉が聞こえました。
ガラス越しでしたので、あまり様子はわかりませんが、その後も「2,000万円」とか「用意できない」などの言葉が続きましたね。

別に聞き耳を立てていたわけではないですが、仕事柄か、耳に入ってくるのですよね。

想像するに、2019年5月に金融庁が報告書を発表してから話題に上がった「老後2,000万円不足問題」に対し、
自分は用意できないと話をしていたのではないかと思います。

そもそも、あれはモデルケースでの話ですから、人によって不足する金額は異なりますし、まったく心配する必要のない方もいますよね。

このコラムを読まれるような方は、何かしらご自身でお金を増やそうと行動されているかと思いますので良いかと思いますが、問題なのは、不足すると認識していても何も行動を起こさない方です。

以前、面談した方の中にも、「老後2,000万円不足問題」に対して心配しているが、何もしていな方がいました。

ただ、月々の収入からいくら貯めることができるか尋ねたところ、5万円は拠出できるとのことでした。
年齢は忘れましたが、40代前半だったかと思います。

仮に45歳だったとして、65歳(定年)までの20年間、毎月5万円を積み立てた場合、それだけで1,200万円になります。2,000万円には足りませんが、これをただ銀行預金で貯めるだけでなく、20年で160%アップが確保される商品で積み立てるのです。

その場合、同じく20年積み立てた場合、最低1,920万円が確保されますし、運用されていますので、満期時前に金融危機などがなければ、2,000万円も大幅に超えている可能性もあります。

もし、2,000万円を確保したければ、積立金額を毎月5万3,000円にすれば良いだけです。

2,000万円を用意するとなると厳しいと感じるかも知れませんが、それが約1,270万円で良いとなれば、随分と気が楽になりませんか?

お金が自分の代わりに働いてくれるのです。
自分がやることは、少しでも早く行動することです。

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著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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