こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、割安な中国、香港、台湾の株式に投資するSOMPOアセットマネジメント「損保ジャパン拡大中国株投信」について解説します。
今回は保険会社系組成ファンドみたいですね。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 損保ジャパン拡大中国株投信とは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+20.24%、3年で+7.10%
損保ジャパン拡大中国株投信とは?
相対的に割安と評価される中国、香港、台湾の株式に投資するアクティブファンドになります。財産の着実な成長と安定した収益の確保を目指すとの事で保険会社系組成ファンドでありそうな解説になっています。
あまり具体的な運用方針までわかりませんね。
そうですね。交付目論見書や運用レポートは他社よりも薄いなと感じます。
投資先、組み入れ銘柄
TSMC、Tencent、Alibabaなど日本人でも知っている会社が多く含まれています。また業種別構成比率を見ると、情報技術が約30%、一般消費財・サービス約18%、金融約17%、以降10%以下になっています。IT、金融が強いのは構成比率にも表れていますね。
なるほどですね。騰落率はどうでしょうか。
次で解説していきますね。
直近1年で+20.24%、3年で+7.10%
直近1年で+20.24%、3年で+7.10%の騰落率になります。分配金は安定的に年100円出ます。
購入手数料は3.85%、解約時手数料0.3%、毎年の管理費用は年率1.705%、その他手数料もかかります。
全体的に手数料が高く、騰落率も右肩上がりとは言えません。これはちょっと買えないですね。
そうですね。楽天証券の直近3カ月平均リターンランキングで上位になっていたので取り上げて解説してみました。保険会社系組成ファンドという事で、普段積極的に投資しない層(知識が少ない層)に販売するファンドなのかなと思います。しっかり勉強して比較検討してから購入するようにしましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。割安な中国、香港、台湾の株式に投資するSOMPOアセットマネジメント「損保ジャパン拡大中国株投信」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
2023年の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- SOMPOアセットマネジメント「損保ジャパン拡大中国株投信」は割安な中国、香港、台湾の株式に投資するアクティブファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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