SunLife(サンライフ)の海外個人年金『SunJoy (サンジョイ)』

こんにちは、K2 Collage 松本です。

今回はSunLife(サンライフ)の海外個人年金『SunJoy(サンジョイ)』について解説します。

日本の外資系保険会社で米ドル建終身保険に加入していますが、同じようなものでしょうか?

ほぼ同じですが、違うのは「利回り」です。その他にも少し違う点があるので、この記事で確認していきましょう。

  • SunLife(サンライフ)は150年以上の歴史があり格付けも高い
  • SunJoy(サンジョイ)の概要
  • 20年の返戻率は281%、実質利回りは5.3%
  • 死亡保障、教育資金、老後資金をまとめて準備できる

SunLife(サンライフ)は150年以上の歴史があり格付けも高い

会社概要

Sun Life Financial Inc.(サンライフファイナンシャル)はカナダ(トロント)で1865年に設立された保険会社です。今から150年以上前、カナダの建国よりも前に設立され、日本の時代ですと江戸時代末期にまで遡りますので、非常に歴史が長いことがわかります。

Sun Life Hong Kong Ltd.(サンライフ香港)は香港(ホンハム)で1892年に設立されました。サンライフ香港も香港に進出し、すでに130年以上経っており、香港の保険会社の中で最も古い生命保険会社です。生命保険や中長期の保険商品に加入する場合、大前提として会社が自分の保険契約よりも長く存続してもらう必要がありますので、その点、サンライフ社はとても安心できます。

保険会社は経営体質や財務基盤が安定していることがとても重要になってきますが、サンライフ社は世界28のマーケットに拠点を構え、また預かり資産は2023年時点で1兆4000億カナダドル、日本円で約160兆円を超えます。これは日本の国家予算110兆円を超えているので、その取扱い金額が非常に大きいことがわかります。

2012年は預かり資産が約5,330億カナダドルですので、約10年で預かり資産が約3倍に増えていることから、いかに成長性が高いかがわかります。サンライフ社はニューヨーク、トロント、フィリピンで上場を果たしており、150年以上の歴史がある、かつ今もなお、安定して成長し続けている会社と言えます。

格付情報

Sun Life Financial Inc.(サンライフファイナンシャル)

  • S&P:AA
  • Moody’s:Aa3
  • A.M.Best:A+
  • DBRS:AA

Sun Life Hong Kong Ltd.(サンライフ香港)

  • S&P:AA-

規模が大きすぎて想像がつかないですが、間違いなく安心できますね。

そうですね。日本で一番大きな日本生命の総資産の2倍以上ありますし、格付け、歴史ともに安心できます。

SunJoy(サンジョイ)の概要

商品概要

運用通貨:米ドル(USD)
被保険者年齢:0歳〜80歳(2年払)/0歳〜75歳(5年払)
満期:被保険者年齢120歳まで  *1
払込期間:2年、5年
払込頻度:月払、半年払、年払、全期前納 *2
最低年間保険料:USD 15,000〜(2年払)/USD 3,000〜(5年払)
実質利回り:3.5%〜7.0%
途中引出:3年目以降一部引出可能
証券分割:6年目以降可能
災害介護給付金:基本保険金額×1,000% *3

*1 被保険者を何度も変更可能(無期限延長可能)
*2 全期前納割引あり
*3 無料付加

商品解説

SunJoy(サンジョイ)は、米ドル建(USD)で払込期間は短く2種類(2年、5年)しかありません。満期は被保険者が120歳になるまでなので、終身と言ってよいでしょう。払込期間は短い方が返戻率の立ち上がりがいいので、2年払の全期前納がオススメです。2年払なら一時払いとほぼ変わらないので、全期前納で一括で支払う商品と思ってもらえば良いかと思います。

そして日本にはないシステムですが、被保険者を何度でも変更できるので、世代を超えた超々長期の資産運用が永遠に行えます。あとで返戻率も確認しますが、複利の力を改めて知ることができますね。受け取るときも契約時に「何歳から〜、〇〇年間」と決めないので、引き出したい時に引き出したい金額を指定すれば都度引き出すことができます。さらに証券を分割して譲渡することもできます。

また災害介護給付金が無料で付いています。被保険者が18歳〜65歳の期間中に事故により6ヶ月以上にわたって、少なくとも3つの日常生活動作(食事、入浴、着替え、トイレ、ベッドや椅子の出入り)をすることができない(補助ありを含む)場合に支払われるものです。給付金額(上限USD 1,250,000)は「基本保険金額(総支払保険料)× 1,000%」となっているので大きな金額を受け取れます。

ちょうど外貨建一時払保険の提案をされているのですが、それよりも利回りが高そうです!しかも介護の保障が凄いですね!!

長く運用すればするほど利回りは高くなります。10年以上長期で預けるならSunJoy(サンジョイ)の方が良いと思います。

20年の返戻率は281%、実質利回りは5.3%

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実際にSunJoy(サンジョイ)がどれくらい増えるのか契約例をもとに確認していきましょう。

契約例

契約者:30歳 男性
払込期間:2年
払込頻度:全期前納
全期前納(一括)保険料:USD 100,080

<解約返戻金と返戻率の推移> *現行利率の場合
6年後:USD 105,683(105%)
10年後:USD 141,209(141%)

15年後:USD 192,721(192%)
20年後:USD 281,652(281%)
30年後:USD 555,308(555%)
40年後:USD 1,071,630(1,071%)
50年後:USD 2,173,294(2,173%)

6年で損益分岐点を超え、20年で3倍弱になるので実用的ですね。さらに被保険者を子や孫に引き継いで代々継承しながら運用を継続していけば、将来はとてつもない金額になっていきますね。実質利回りを計算すると以下のようになります。

<実質利回りの推移>
10年後:3.5%

15年後:4.5%
20年後:5.3%
30年後:5.9%
40年後:6.1%
50年後:6.4%

これくらいの利回りを実現できれば、流行りのFIRE(Financial Independence, Retire Early)する為の運用、してからの運用にも利用できますね!

凄いですね!!数年前に外貨建一時払保険を契約しているのですが、金利がいくらか忘れてしまいました。どこで確認ができるのでしょうか?

外貨建一時払商品は契約する時期によって金利が大きく変わるので、保険証券に記載されている金利を確認してみてください。保険証券が見つからないときは保険会社のコールセンターに連絡すれば契約内容を確認できます。
また保険商品では積立利率と言って金利とは全然違う数字を使っているので勘違いしてしまうことがあるので、不明点あれば下記の直接相談よりお問い合わせ頂ければアドバイス致します。
※直接相談(無料)

教育資金準備、老後資金準備、退職金運用など幅広く利用できる!

満期や受取方法を決めないので幅広いニーズに対応できます。

教育資金準備

お子さんの為に学資準備をする時は「積立」でする人が多いですが、独身時代の預貯金など既にまとまった資金を持っている方もいます。まとまった資金で運用した方が早く増えるので、SunJoy(サンジョイ)を教育資金準備に利用できます。使わなければ自分たちの老後資金にシフトすればOKです。

老後資金準備

ある程度まとまった資金が手元にあるけど、株式や投資信託などリスクの高いものでの運用は怖いと感じる人もいるでしょう。そのような方にはSunJoy(サンジョイ)が良いと思います。運用は保険会社に任せるので安心ですし、実質利回りも4%以上と堅実な運用としても十分なパフォーマンスです。そして受け取り方がフレキシブルなので、必要な時に必要な金額だけ引き出せるのが無駄がなくて良いところです。

退職金運用

退職金はまとまった資金が一気に手元に入るので、皆さん住宅ローンの返済に充てたり、資産運用をやってみたりと色々考えると思います。ただ、人間は何歳まで生きるか分からないので、老後の生活資金はできるだけ枯渇しないように長持ちさせたいはずです。かといってリスクが高く価値が大きく変動するものや流動性の悪いものだと万一の時に使い勝手が悪くなってしまいます。そこでSunJoy(サンジョイ)なら3年目以降から毎年一部引出をすることができるので、運用を継続しながら年金受取のように利用できます。

銀行で放置していてまとまった資金が手元にあるのですが、株はストレスになりそうと迷っていたところでした。SunJoy(サンジョイ)なら利回りも4%以上は期待できるし安心できそうです。始めてみたいと思いますが、まずは資料など見てみたいです。どうすればよいのでしょうか?

堅い運用の選択肢としてはとても良いと思います。下記の直接相談から「SunJoy(サンジョイ)資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)

まとめ

  • 銀行に眠っているお金は運用しよう!
  • 低金利の商品に預けている人は見直そう!
  • 教育資金準備、老後資金準備、退職金運用が目的の人は選択肢に入れよう!

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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