こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、新興国株式に投資する三井住友トラスト・アセットマネジメント「エマージング株式オープン」について解説します。
最近新興国株式の調子はどうでしょうか?詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 動画解説
- エマージング株式オープンとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+12.20%、3年で+12.00%
動画解説
エマージング株式オープンとは?
ファンド・オブ・ファンズ形式での運用となり、投資先ファンドは「アライアンス・バーンスタイン・エマージング成長株ファンド」がメインになります。ベンチマークはMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)です。
中身はアライアンス・バーンスタインのファンドですか。こちらの会社の米国成長株に投資しています。
証券会社の売れ筋ランキング上位に入っているファンドですね。同じ会社が組成していますが組み入れ銘柄や騰落率はどのようになっているか見て行きましょう。
投資先、組み入れ銘柄
投資先は中国、インド、台湾がそれぞれ15%以上の比率を占めています。
投資先のTOPは中国なんですね。中国株式はずっと低迷している印象があります。
次で騰落率を見て行きましょう。
直近1年で+12.20%、3年で+12.00%
直近1年で+12.20%、3年で+12.00%の騰落率になります。ベンチマークは先ほども触れたMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)で、直近分配金は上記の通りです。
購入手数料は3.3%、毎年の管理費用は年率2.09%、解約時手数料は0.5%、その他手数料もかかります。
購入手数料、管理費用が高いですし、ベンチマークの半分程度のリターンです。これはちょっと投資できないですね。
そうですね。アクティブファンドがインデックスファンドに勝てない典型例かと思います。中国株低迷が問題なのかはわかりませんが、新興国ファンドでも様々な種類があるので注意しましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。新興国株式に投資する三井住友トラスト・アセットマネジメント「エマージング株式オープン」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
2023年の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 三井住友トラスト・アセットマネジメント「エマージング株式オープン」は新興国株式に投資するアクティブファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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