脱炭素関連世界株式戦略ファンド(資産成長型) 〜三井住友トラスト・アセットマネジメント

こんにちは、K2 College大崎です。

今回は、「脱炭素関連世界株式戦略ファンド(資産成長型)」について解説したいと思います。

  • 脱炭素とは
  • どのような脱炭素関連企業に投資しているのか
  • 脱炭素関連企業には投資しておこう

脱炭素とは

ここ最近、「脱炭素」という言葉をよく見聞きするのですが、具体的にはどういうことでしょうか?

「脱炭素」とは、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を抑えるために、石油や石炭などの化石燃料から脱却をしていきましょうということです。

我々は、社会/経済活動を拡大する一方で、温室効果ガスの排出を増やして大気中の温室効果ガスの濃度を増加させており、地球温暖化が急激に進行していると考えられております。

地球温暖化は気温を上昇させるだけでなく、地球全体の気候を大きく変える「気候変動」を引き起こし、すでに自然環境や人々の暮らしにさまざまな悪影響や被害を与え始めており、その対策を十分に行なわない場合、さらに重大化し、取り返しのつかない被害をもたらす危険性が指摘されています。

こうした影響を防ぐため、2015年に「パリ協定」が採択され、脱炭素化に向け定めた目標の実現を、それぞれの国・地域が推し進めているところです。

日本でも、菅総理が2020年10月に行った所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル宣言」をしましたが、これは2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにするという宣言です。

どのような脱炭素関連企業に投資しているのか

このファンドは、脱炭素を進める企業に投資するというファンドですね。

はい、そうです。
以下のような脱炭素関連企業に投資しています。

ただ、比率や銘柄は現在(2021年10月29日)のものですが、脱炭素化の推進段階に合わせて、その段階の牽引企業に投資をするなど、銘柄入替や比率も変化していくと思います。

最近、よく見聞きするテーマのファンドですし、パフォーマンスが気になります。

このファンドは2021年5月21日に設定されたばかりですので、まだ実績は少ないです。
ただ、基準価額は順調に推移しているようですし、設定来のリターンも+19.11%とまずまずだと思います。

脱炭素関連企業には投資しておこう

各国は、低炭素なエネルギーシステムへ転換するため、本気で脱炭素化を推し進めています。
脱炭素社会の実現には次世代技術の活用が不可欠ですし、今後、クリーンエネルギー分野へ持続的な投資が行われるでしょう。

脱炭素に関連した経済効果が期待できるでしょうから、脱炭素関連企業には投資しておきましょう。

まとめ

  • 脱炭素社会の実現に向け、各国は本気で脱炭素化を進める
  • 脱炭素関連企業には投資しておきましょう

海外積立投資であれば、日本の証券会社では投資できない世界中のファンドに投資可能。
それこそ「Sustainable Energy」だけでなく、「 Water」や「Timber」など、持続的な投資が行われるファンドも選択できます。

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著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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