こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、米国を中心に世界の株式、債券に分散投資する大和アセットマネジメント「ジャナス・ヘンダーソン・バランス・ファンド」について解説します。
今回はバランスファンドみたいですね。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- ジャナス・ヘンダーソン・バランス・ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+0.5%、設定来で+0.6%
動画解説
ジャナス・ヘンダーソン・バランス・ファンドとは?


株式は成長期待の高い米国大型株を中心に組み入れを行い、債券は金利リスクと信用リスクのバランスを見て投資先を変更します。運用はアクティブ運用大手のジャナス・ヘンダーソン・インベスターズ・インターナショナル・リミテッドが行い、投資先はアイルランド籍の米ドル建投資証券になります。為替ヘッジあり/なし、資産成長型/年4回決算型の4種類のファンドから選んで投資する事が可能です。
なるほど、ファンドオブファンズでの運用って事ですね。
そうですね。
投資先、組み入れ銘柄






米国を中心にという説明でしたが、96%が米国株、米国債券に投資されていて、概ね株式が6割、債券4割の投資割合で株式はFANG+が中心、債券は米国債中心の運用になっています。ほぼ米国バランスファンドです。
投資割合も保守的で負けない事を意識しているのかなと思います。
そうですね。信託財産の着実な成長と安定した収益の確保を目指しますと説明にある事からもファンドの考え方が読み取れます。
直近1年で+0.5%、設定来で+0.6%


先ほども触れた通り、為替ヘッジあり/なし、資産成長型/年4回決算型の4種類のファンドがありますが、今回は為替ヘッジなし/資産成長型の数値で解説します。設定は2024年5月の為、1年程度での数値になりますが、直近1年で+0.5%、設定来で+0.6%の騰落率になります。

購入手数料は3.3%、毎年の管理費用は年1.7985%程度、その他手数料もかかります。
まだ設定から1年程度での騰落率にはなるのですが、1年でこの騰落率のファンドに投資しようとは思いませんね。まだインデックスファンドに投資しておいたほうがいいなと思います。
そうですね。保守的な投資先、ファンドの解説を考えると、おそらく富裕層が資産を減らさない為に投資されているのかなと思います。減らさない事に重点を置く富裕層には良いのかもしれませんが、これから資産形成していきたい個人投資家が投資すべきファンドでは無いと思います。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。米国を中心に世界の株式、債券に分散投資する大和アセットマネジメント「ジャナス・ヘンダーソン・バランス・ファンド」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
我々のようなIFAに相談して、正しい投資先を選定しましょう。
まとめ
- 大和アセットマネジメント「ジャナス・ヘンダーソン・バランス・ファンド」は米国を中心に世界の株式、債券に分散投資するバランスファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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