こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、日本のREITに投資する三井住友トラスト・アセットマネジメント「J-REIT・リサーチ・オープン」について解説します。
今回は日本のREITですか。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- J-REIT・リサーチ・オープンとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+7.03%、3年で+1.66%
動画解説
J-REIT・リサーチ・オープンとは?


不動産研究に特化した三井住友トラスト基礎研究所から投資助言を受け、日本の取引所に上場しているJ-REITの中から個別銘柄を選定し投資します。
大きな企業グループになるとグループ内から投資助言を受けるパターン多いですよね。
そうですね。自社で1から調査するよりも手間が省けるのだと思います。
投資先、組み入れ銘柄


投資先は総合型が70%弱となっています。REITの総合型とは複数の種類(3種類以上)に分散するREITを指すようです。
なるほど、物流特化型、オフィス特化型と並んでいますが、特化していないという解釈ですね。
はい、そうなります。
直近1年で+7.03%、3年で+1.66%


こちらのファンドは年2回決算型、毎月決算型と2種類のファンドがありますが、今回は年2回決算型の数値で解説します。直近1年で+7.03%、3年で+1.66%の騰落率になります。

購入手数料は3.3%、解約手数料は0.3%、毎年の管理費用は年1.1%程度、その他手数料もかかります。
手数料が高いのに騰落率が低く、これだとちょっと投資できないなと思います。これならインデックスファンドに投資したほうが効率良く資産形成できますね。
日経新聞の資金流入金額ランキングに入っていましたので取り上げて解説しましたが、実績からはなぜ投資されているのかわからないですね。手数料が高めに設定されていることを考えると対面営業の証券会社が富裕層向けにインフレでこれから日本の不動産価格が上がるというストーリーで販売しているのかなと思います。ただ円が弱くなることを考えると、同じ理由で海外株に投資したほうが安定して資産形成できるのではないでしょうか。今は手数料が安いインデックスファンドもたくさんあるので、比較検討した上で投資しましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。日本のREITに投資する三井住友トラスト・アセットマネジメント「J-REIT・リサーチ・オープン」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
我々のようなIFAに相談して、正しい投資先を選定しましょう。
まとめ
- 三井住友トラスト・アセットマネジメント「J-REIT・リサーチ・オープン」は日本のREITに投資するアクティブファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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