こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、世界の株式の中からモノ・サービス等を独占・寡占している企業に投資する東京海上アセットマネジメント「東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド」について解説します。
モノ・サービス等を独占・寡占している企業へ投資ですか。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+13.68%、3年で25.08%
動画解説
東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンドとは?


ファンドにおけるモノポリー企業を高い参入障壁等により、一定の地域において、モノ・サービス等を独占・寡占していると判断できる企業と定義し、銘柄選別、投資を行います。運用はマゼラン・アセット・マネジメント・リミテッドが行います。
なるほど、たしかに独占・寡占していたら価格決定権があったり、良いところが多そうです。
はい、それが株価にも好材料なのではないかという考え方ですね。
投資先、組み入れ銘柄


世界株にしてはかなり珍しく、組み入れ上位の国別では米国が40%弱と上位ですが、投資先上位に米国企業はありません。業種別の投資先としてはいわゆるインフラ関係が主体となっています。
なるほど、たしかにインフラ関係は先ほど説明のあった、モノポリー企業になりえますよね。
はい、そうですね。
直近1年で+13.68%、3年で25.08%



こちらのファンドは毎月決算型、年6回決算型、年1回決算型の3つのファンドがありますが、今回は毎月決算型の数値で解説します。直近1年で+13.68%、3年で+25.08%の騰落率になります。毎月決算型は毎月分配金がありますので実績を参考にしてください。


購入手数料は3.3%、毎年の管理費用は年1.7985%程度、その他手数料もかかります。
直近3年は均すと年8%程度でしょうか。うーん、考え方と見た事がない投資先はいいかもと思ったのですが、実績ベースでは普通のファンドに感じますね。
日経新聞の資金流入金額ランキングに入っていましたので取り上げて解説しましたが、実績からはなぜ投資されているのかわからないですね。基準価額と基準価額(分配金再投資)を見ると、タコ足分配になっているようにも見えます。またこの騰落率だと海外インデックスファンドの方が手数料も安いですしリターンも大きいです。よく比較検討した上で投資しましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。世界の株式の中からモノ・サービス等を独占・寡占している企業に投資する東京海上アセットマネジメント「東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド」を取り上げて解説してみました。 投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
我々のようなIFAに相談して、正しい投資先を選定しましょう。
まとめ
- 東京海上アセットマネジメント「東京海上・世界モノポリー戦略株式ファンド」は世界の株式の中からモノ・サービス等を独占・寡占している企業に投資するアクティブファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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