こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、モーニングスターのファンドオブザイヤー2021国際株式(グローバル・含む日本)部門で最優秀ファンド賞を受賞した、野村アセットマネジメント「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」について解説します。
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)ですか。半導体株は昨年上がりましたよね。
そうですね。昨年は上がりました。それが今後も続くのか、どんな株式を含むのか具体的に勉強していきましょう。
- 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)とは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+29.4%、3年では+172.1%
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)とは?
まず、「野村世界業種別投資シリーズ」は、5本のスイッチング可能なファンドから構成されています。ファンドの種類は世界金融株、世界半導体株、世界資源株、世界ヘルスケア株とマネープールファンドとなっています。「野村世界業種別投資シリーズ」という箱の中で5本のファンドの中からどれにどのくらい投資するか選択できるということですね。その中でも今回は世界半導体株に絞って、投資先、組み入れ銘柄、上昇率などを確認していきましょう。
テーマ別に投資先を変えられるのはいいですよね。投資時期によってインデックスよりもハイパフォーマンスを出す事もできそうです。
そうですね。ある程度少し先の未来を予想して投資するのは楽しいですよね。予想が当たれば資産増加も早くなります。ただし、継続的な株価の先読みが難しいことは世界TOPの機関投資家でも難しいところです。
投資先、組み入れ銘柄
組み入れ上位銘柄こちら・・・
半導体株に興味がある方であれば、大体知っている企業ばかりなのではないかと思います。NVIDIA、IntelあたりはPCのCPUでも大手ですね。昨年はテレワーク需要もあり、かなり買われた銘柄ですね。
NVIDIAは自分も投資しています。
最近は少し軟調ですが、昨年は良かったんじゃないでしょうか。それ以外にもTAIWAN SEMICONDUCTORは日本の熊本にも工場を作るということで、ニュースになったりしています。
直近1年で+29.4%、3年では+172.1%
この1年では+29.4%、3年では+172.1%のプラスになります。また、こちらの投資信託は分配金ありかなし(分配金再投資)を選択できます。
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)を購入する際には最大3.3%の購入手数料、毎年の管理費用も1.65%かかります。
半導体セクターには興味がありますし今後も継続して伸びる分野と思うので、こちらへの投資は検討してもいいでしょうか?
そうですね、私も半導体セクターは継続して伸びると思っています。ただよく見ていただきたいのですが、基準価額のチャートのところにベンチマークという記載があります。そしてこちらのベンチマークにこの投資信託は負けているんですね。ですので、この指数を使っているETFなどを購入することでもっと効率の良い投資ができるかなと思います。
【まとめ】投資先セクターと投資するファンドは正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。モーニングスターのファンドオブザイヤー2021国際株式(グローバル・含む日本)部門で最優秀ファンド賞を受賞していましたので取り上げて解説してみました。ベンチマークと比べてどうか?という点はどのファンドを見るときも使える視点です。投資する前に必ず確認するようにしましょう。
よくわかりました。
年齢が若い方は特に時間の恩恵を受け取れます。少額から積立投資できる投資先もありますので、是非お問い合わせください。
まとめ
- 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)はシリーズの中からセクターを選んで投資できる投資信託
- セクターと投資先を正しく選択しよう
- リスクを取って、時間を味方に投資しよう
海外では毎月少額(100ドル=1万円)から200本のファンドへ積立投資することができます。海外積立についてはこちらを参考にしてください。
※『海外積立入門書(マニュアル)』はこちら(無料)
著者プロフィール
-
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
最近の投稿
- 投資信託2024.11.17朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド 〜朝日ライフ アセットマネジメント
- 投資信託2024.11.10ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド 〜大和アセットマネジメント
- 投資信託2024.11.03アジアREIT・リサーチ・オープン 〜三井住友トラスト・アセットマネジメント
- 投資信託2024.10.27東京海上・東南アジア株式ファンド 〜東京海上アセットマネジメント
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/3739/trackback