結い2101 〜鎌倉投信

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、日本のいい会社に投資する鎌倉投信「結い2101」について解説します。

結い2101ですか。会社名もファンド名も渋めですね。日本のいい会社ってポイントですね。

名前だけだと判断できませんよね。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。

  • 結い2101とは?
  • 投資先、組み入れ銘柄
  • 直近1年で-6.2%、3年で+6.0%

結い2101とは?

鎌倉投信が考える「いい会社」とは、会社に関わる全ての人との調和を図りながら成長する会社です。社員とその家族、取引先、顧客・消費者、地域社会、自然・環境、株主等を大切にし、持続的で豊かな社会を醸成できる会社に投資します

運用方針は崇高ですね。独自で解釈した「いい会社」と株価がリンクしていれば、検討できそうですね。

その通りです。投資は理念よりリターンがすべてです。投資先を見ていきましょう。

投資先、組み入れ銘柄

組み入れ上位銘柄はこちら・・・

構成比はこちら・・・

なるほど、スノーピークなんかは私もキャンプ用品で使ってますね。あと、この鎌倉投信の視点というのは先ほどのいい会社の定義を各会社に当てはめて説明しているのがユニークです。

投資先の個別企業への視点を、細かく説明している会社は少ないかと思います。あと気をつけるポイントとしては非上場企業の株式も一部ですが含まれていますので注意が必要です。

直近1年で-6.2%、3年で+6.0%

この1年では-6.2%、3年では+6.0%のプラスになります。またこちらの投資信託は直販のみ(証券会社では買えず、鎌倉投信から直接購入)になります。信託報酬手数料は年1.10%のみです。

先ほどの運用方針や会社独自のいい会社視点は良いと思いますが、とにかくパフォーマンスが悪いですね。これでは正直購入も検討できません。

コンセプトと実態の乖離が見えますよね。あと最近円安も進んでいますので、円で持っておく、円で投資する事はリスクが高いです。外貨で海外での投資を検討していきましょう。

【まとめ】投資するなら外貨で、海外での投資を検討しましょう

いかがでしたでしょうか。日本のいい会社に投資する鎌倉投信「結い2101」を取り上げて解説してみました。運用方針やコンセプトに惑わされず、パフォーマンスがどうなのかは必ず確認しましょう。

よくわかりました。

運用方針やコンセプトなど聞こえはいいですが、リターンが低いファンドもたくさんあります。よく検討するか、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。

まとめ

  • 結い2101はいい会社と定義した日本株に投資する投資信託
  • 円はリスクということをしっかり考えよう
  • ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう

もっと高利回り、低リスクのファンドを希望する場合は、こちらの海外投資入門書を参考にしてください。

※『海外投資入門書(マニュアル)』はこちら(無料)【NEW】

この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/4478/trackback