住友生命 スミセイのこどもすくすく保険

住友生命 こどもすくすく保険 学資保険 返戻率 メリット デメリット シミュレーション パンフレット

こんにちは、K2 Collage 松本です。

今回は住友生命の学資保険「スミセイのこどもすくすく保険」を解説します。

加入している保険の担当者に子どもができたので、相談したところこの学資保険を紹介されて加入しました。

生命保険を住友生命で加入されているのですね。先に結論からお伝えすると、学資保険も生命保険も見直しをされた方がいいです。まずは今回の学資保険がどのような商品なのか、学資準備はどのような方法で備えるのが良いか確認していきましょう。

  • 動画解説
  • 住友生命は日本の4大生保の一角
  • 進学のタイミングで祝金が受け取れる学資保険
  • 満期返戻率は18年で101.7%、実質利回りは0.15%
  • 契約はしない。既に契約している人は個別相談してください。

動画解説

住友生命は日本の4大生保の一角

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会社概要

住友グループに属する保険相互会社で、総資産、経常収益、保険料収入で業界第4位、4大生保の一角(日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命)です。

前身会社である『日之出生命保険会社』が1907年5月に創業。1925年、住友合資会社が日之出生命保険株式会社の経営を引き継ぎ、1926年5月に商号を『住友生命保険株式会社』に変更した。第二次世界大戦後の財閥解体並びに「財閥商号の使用禁止等に関する政令」により、住友連携各社が「住友」の商号を名乗れなくなったため、1947年8月に『国民生命保険相互会社』を設立。1952年5月、財閥商号の使用禁止等に関する政令の廃止により、住友連携各社が再び「住友」の商号を名乗ることが可能となったため、同年6月、名称を『住友生命保険相互会社』に変更。2001年11月、株式会社三井住友銀行、三井住友海上火災保険株式会社、三井生命保険株式会社との全面提携について合意した。これを受けて、2002年12月、運用子会社5社統合による新会社「三井住友アセットマネジメント」のほか、2010年4月、三井生命との共同出資による生命保険子会社『メディケア生命』等が営業を開始している。

正式名称:住友生命保険相互会社
設立時期:1907年5月
営業拠点:87支社 1,451営業所(2021年3月末時点)
総資産:41兆940億円(2021年3月末時点)
エンベディッドバリュー(EV):4兆4,892億円(2021年3月末時点)

格付情報

S&P:A+ (2021年3月末時点)
R&I:AA- (2021年3月末時点)
Moody’s:A1 (2021年3月末時点)

ソルベンシーマージン比率

862.5% (2021年3月末時点)

歴史が長い会社は安心できますね。

日本の4大生保の一角なので、歴史もあります。
また、会社規模はもちろんですが、格付けソルベンシーマージン比率からも十分に信頼に値する会社と言えます。

進学のタイミングで祝金が受け取れる学資保険

契約概要

商品名:スミセイのこどもすくすく保険
正式名称:5年ごと利差配当付こども保険
契約者年齢:男性(満18歳〜満69歳)、女性(満16歳〜満75歳
被保険者年齢:0歳〜満9歳
保険期間:18歳、22歳
払込期間:12歳、15歳、18歳
払込頻度:月払、半年払、年払
出産前加入:出産予定日の140日前から可能

基本保険金額:100万円〜(1万円単位)

保障内容

  • 契約者(親)が死亡や高度障害になったときは、保険料の支払いが免除されますが、満期金は受け取れます。
  • 被保険者(子)が死亡した時は、それまでに払った保険料が死亡保険金として受け取って契約は終了。
  • 何事もなく祝金を受け取る年齢後の契約日を迎えると祝金を受け取れ、最後に満期日を迎えると満期保険金を受け取って契約は終了です。

商品解説

払込期間は3種類(12歳、15歳、18歳)から選択でき、18歳満期と22歳満期で祝金と満期祝金を受け取り方が違います。

22歳満期だと保険期間が長いので返戻率は高くなりますが、一番お金のかかる大学進学の時にあまり受け取れないと教育資金準備の意味がないので、18歳満期を選ぶのが一般的です。もう一つの注意点としては17歳満期がないということです。祝金や満期祝金は受け取れる年齢後の契約日に受け取れるので、お子さんの誕生日と契約日によっては進学後に祝金を受け取る場合があるので気を付けてください。

やっぱり大学費用が1番大変なので、18歳満期のプランがよさそうですね。

どちらか選ぶとなると18歳満期ですね。
次のチャプターで返戻率などを解説します。

満期返戻率は18年で101.7%、実質利回りは0.15%

18歳満期プランで、返戻率が一番高くなる払込期間12歳での契約例を見ていきましょう。

契約者年齢:30歳 男性
被保険者年齢:0歳
基本保険金額:100万円
保険期間:18歳
払込期間:12歳
払込頻度:月払
保険料:8,192円


総支払保険料:1,179,648円
学資金受取額:1,200,000円
返戻率:101.7%
実質利回り:0.15%

払込期間を12歳と一番短くしているので返戻率が一番高くなるプランですが、満期祝金で400万円を受け取ろうすると保険料は単純に4倍になり毎月32,000円を超えてしまい負担が大きくなる方もいると思います。また資金が18年も拘束されて2%も増えていませんし、実質利回りも低すぎます。

もっと効率良く貯める方法はあるのでしょうか?

15年間保険料を支払い、15年後の満期で最低でも返戻率140%で受け取れるプランがあります。

詳しくは下記のページに分かりやすくまとめているので一度ご覧ください。

※大切なお子さまのために、海外積立(元本確保型プラン)で学資準備

契約はしない。既に契約している人は個別相談してください。

返戻率が低いのは、契約者(親)が死亡した時の支払免除があるから仕方ないと思う方もいますが、それなら「保障」と「貯蓄」を分けて備える方がいいです。しっかりと増える学資積立をして、保障は別で準備しましょう。

万一の保障はどの保険で備えるのが良いのでしょうか?

一般的には収入保障保険で良いと思います。年齢、喫煙の有無、健康状態によってコスパのよい商品は変わるので、下記から私に直接相談して頂ければ、あなたにとって1番良い保障と教育資金の備え方をアドバイス致します。

※直接相談(無料)

まとめ

  • 加入するのはやめよう
  • 契約している方は見直した方がいいので、お気軽にご相談ください(無料)
  • 日本では保障と貯蓄は分けて契約しよう(学資保険はしないで)

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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