こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、日本の優良なグローバル企業に投資するコモンズ投信「コモンズ30ファンド」について解説します。
日本株ですか。円安が進んでいるので輸出企業は儲かってそうですね。
この相場環境で上昇している日本株もあります。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- コモンズ30ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+2.1%、3年で+35.8%
コモンズ30ファンドとは?

投資の目線が30年という超長期間の運用を想定しており、目に見える財務情報だけでなく、企業文化や経営力やステークホルダーとの対話など、見えない価値にも着目し、投資先の企業を厳選します。
見えない価値ってどんなところなんでしょうか?
具体的には決算情報から読み取れない、非財務情報です。例に挙げられているのは、競争力、経営力、対話力、企業文化です。ちょっとこのあたりは数値化できないので、どれほど信用できるのかなと疑問になる部分ですね。
投資先、組み入れ銘柄
組み入れ上位銘柄はこちら・・・

予想通り、輸出系企業や商社が多いですね。ただKADOKAWAはちょっと意外でした。
KADOKAWAの直近決算も確認してきましたが、国内はゲームが大ヒット、海外はアジア圏でコミックの伸びが良かったようです。業績も過去最高を更新しております。
直近1年で+2.1%、3年で+35.8%


この1年では+2.1%、3年で+35.8%のプラスになります。またこちらのファンドは分配金が出る場合があります。出ていない年もありますので当てにしないほうがしないほうがよいでしょう。参考までに直近5年での配当実績は3回で、それぞれ1万口当たり250円~300円程度となります。

毎年の管理費用は、年1.078%程度かかります。
やっぱりこれから日本株に長期投資するファンドには投資しづらいですね。円安がこれからも続くと考えればこのファンドの基準価額は上がるかもしれませんが、日本の未来に投資できないです。
私も日本人ですが同感です。これからもまだまだ円安が続き日本は世界と比べて相対的に弱くなっていくと思われます。今のうちに外貨で海外投資を検討しましょう。
【まとめ】投資するファンド、国を正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。日本の優良なグローバル企業に投資するコモンズ投信「コモンズ30ファンド」を取り上げて解説してみました。日本株を円で買っていくリスクを考え、外貨で日本以外の資産購入も検討してはいかがでしょうか。
よくわかりました。
海外投資は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- コモンズ投信「コモンズ30ファンド」日本の優良なグローバル企業に投資する日本株ファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2022年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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