こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、エネルギーや鉱山に投資する「ブラックロック天然資源株ファンド」について解説します。
最近は戦争の影響もあり、原油も金も値上がりしていますよね。興味あります。
そうですね。iSharesETFで有名な世界最大の資産運用会社が運用する天然資源株ファンドになります。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- ブラックロック天然資源株ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+39.20%、3年で+107.31%
ブラックロック天然資源株ファンドとは?

ファンド・オブ・ファンズ形式で3本のファンドに投資します。ちなみにBGFワールド・マイニング・ファンドのマイニングは採掘という意味です。
なるほどです。エネルギーとゴールドはわかりましたが、マイニングはわかりませんでした。
最近だとビットコインマイニングなどで使われているワードになりますが、元々は採掘という意味です。
投資先、組み入れ銘柄

投資先会社には地政学的リスクを抱える地域の会社はなさそうですね。さすがブラックロックといったところです。
シェルやエクソンモービルなどはわかりますが、投資先で倒産しそうな会社はないのでしょうか?
エネルギー会社や鉱山会社はコスト高を販売価格に反映できるので経営は安定しています。どの会社も業界大手なのであまり心配はいらないと思われます。
直近1年で+39.20%、3年で+107.31%


この1年では+39.20%、3年で+107.31%のプラスになります。分配金が出る場合もあるようですが、直近数年は0配当の為期待しないほうがいいでしょう。また、チャート見ていただくとわかりますが、設定後すぐにリーマンショックで基準価額が半分以下になり、コロナショック後の資源高でようやく設定基準価額以上に戻ってきました。思った以上のボラティリティがあります。

購入時手数料3.85%、毎年の管理費用は年1.903%、その他手数料が0.1%程度かかります。
ここから買っていくのはとても勇気が要りますね。
そうですね。今後も需要増は見込まれますがチャートだけで見るとそうなりますね。個人的には購入時手数料も高めなので同じような組み入れ銘柄のETFを直接買うのがいいかなと思います。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。エネルギーや鉱山に投資する「ブラックロック天然資源株ファンド」を取り上げて解説してみました。何が自分にとって一番いい投資なのかよく考えて投資していきましょう。
よくわかりました。
今年(2022年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- ブラックロック「ブラックロック天然資源株ファンド」はエネルギーや鉱山に投資するファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2022年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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