こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、世界のクラウド関連株式に投資する「野村クラウド関連株式投信」について解説します。
クラウド関連ですか。最近はなんでもクラウドですよね。私が勤務する会社でもよく使っています。
そうですね。大企業から中小企業まで幅広く利用されていますね。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 野村クラウド関連株式投信とは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で-19.0% 、3年で+92.9%
野村クラウド関連株式投信とは?
名前の通り、クラウド関連企業の株式に投資するファンドです。為替ヘッジあり、なしがありますが今回は為替ヘッジなし(Bコース)の数字を使って解説していきます。
クラウドってひとまとめにしていましたが、ソフトウェアとかインフラとかいろいろ種類があるんですね。知らなかったです。会社ではAWSを使ってるんですがAmazonとかも含まれるんでしょうか?
次で組み入れ銘柄を見ていきましょう。
投資先、組み入れ銘柄
Amazon入ってましたね。それ以外にもよく聞くGAFAM銘柄がほとんど入ってますね。
こうなると最近の株価下落の影響をもろに受けてそうで怖いです。
大きな調整がありましたからね。次で上昇率をみていきましょう。
直近1年で-19.0% 、3年で+92.9%
この1年では-19.0%、3年で+92.9%のプラスになります。直近1年は前述の通り調整の影響を受けていますが、3年だと大幅なプラスになっていますね。この数字を見ると上昇幅に対しての調整幅はぼちぼちといったところです。あとこちらのファンドは分配金が出ます。1万口あたり1000円~2000円弱といったところです。こちらは今後下がってくる可能性も想定しておいたほうがいいでしょう。
購入時手数料は3.3%、毎年の管理費用は1.947%程度かかります。
購入手数料も管理費用も高いですね。今から買う事を考えた場合どうなんでしょうか?
そうですね、これからも業績は伸びそうなクラウド関連企業ですが、この調整局面がどこまで続くかわかりませんのでこれから買うのはおすすめできません。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。世界のクラウド関連株式に投資する「野村クラウド関連株式投信」を取り上げて解説してみました。何が自分にとって一番いい投資なのかよく考えて投資していきましょう。
よくわかりました。
今年(2022年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 野村アセットマネジメント「野村クラウド関連株式投信」は世界のクラウド関連株式に投資するファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2022年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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