ライフネット生命 定期死亡保険「かぞくへの保険」

こんにちは、K2 Collage 松本です。

今回はライフネット生命の定期保険家族への保険を解説します。ライフネット生命と言えばネット生保の第一人者として知名度が高く、安さを強調したCMで有名です。実際に保険料はどれくらい安いのか確認していきましょう。

終身保険よりも保険料は安いし、子どもがいるので死亡保障として加入しています。

定期保険は終身保険より保険料が安いですが、そもそも定期保険という商品が必要かどうかを考えてください。死亡保障の備え方は定期保険以外にもあります。

  • 動画解説
  • ライフネット生命は独立系保険会社でネット生保の第一人者である
  • 掛け捨ての定期保険
  • 一番安い定期保険ではない
  • 契約はしない。既に契約している人は個別相談してください。

動画解説

ライフネット生命は独立系保険会社でネット生保の第一人者である

会社概要

ライフネット生命は、インターネット専業生命保険会社です。第二次世界大戦後初、日本国内では74年ぶりに内外の保険会社を親会社としないで設立された独立系生命保険会社である。また国内の保険業界で初めて、生命保険の手数料部分「付加保険料」と原価部分「純保険料」の比率を全面開示したことも話題になりました。

設立:2006年10月
営業開始:2008年5月
総資産:678億円(2022年3月31日時点)
保有契約件数:507,428件(2022年3月31日時点)
保有契約高:3兆3,512億円(2022年3月31日時点)
ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(EEV):1,166億円

格付情報

なし

ソルベンシーマージン比率

3,182.8% (2022年3月末時点)

CMでよく見ますね!

厚切りジェイソン、博多華丸・大吉、フワちゃん、HIKAKINなど多数の芸能人を起用したCMが多いですよね。

ライフネット生命は、格付けを取得していませんが、ソルベンシーマージン比率EVの数字を考慮すれば十分信頼に値する会社です。

掛け捨ての定期保険

契約概要

商品名:かぞくへの保険
正式名称:定期死亡保険(無配当・無解約返戻金型)
被保険者年齢:満19歳〜満70歳
保険期間:10年、20年、30年更新または65歳、80歳、90歳満了 *1
払込期間:保険期間と同じ
払込頻度:月払
健康体割引:なし

死亡保険金額:500万円〜1億円(100万円単位)*2
診査:告知のみ  *3 健康診断結果等を提出する場合はある


*1 更新の場合は最大90歳まで

*2 51歳〜70歳は300万円から
*3 下図参考

保障内容

主契約

被保険者が死亡または高度障害になった時に保険金額を受け取って契約終了です。
*高度障害状態とは以下の状態です。

  • 両眼の視力を全く永久に失ったもの
  • 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
  • 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
  • 両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

商品解説

普通の定期保険です。保険期間中に万一のことがあれば保険金が支払われます。ネット生保なので、営業マン主体の保険会社に比べると保険料は安いですが、一番安い保険商品ではありません。また割引がないので、タバコを吸わない方や健康体の方は他社の商品の方が安くなります。

ライフネット生命は業界最安とCMで聞いたので加入したのですが、もっと安いところがあるんですね。

そうですね。正確には業界最安水準と謳っています。しかもネット生保だけでの比較(その中でも一番安いわけではない)なので、他社で割引が適用される商品に加入できる方は見直した方がいいでしょう。

一番安い定期保険ではない

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Photo by Pixabay on Pexels.com

契約例を見ていきましょう。

契約例

30歳 男性
死亡保障:3,000万円
保障期間:60歳
払込期間:60歳
払込頻度:月払

保険料:5,593円

他社の割引が適用される商品で一番安い料率の場合、同じ保障内容で4,300円くらいで契約できるので、健康な方はそちらを選択された方がいいでしょう。

他社の保険で割引が適用されない場合は、この商品が良いのでしょうか?

その場合でも他社の方が安い商品があるので見直したほうがいいでしょう。

契約はしない。既に契約している人は個別相談してください。

よりコスパの良い商品があるので見直したほうがいいでしょう。ただ死亡保障が必要な方は一般的に子供のいる夫婦で、子供が大きくなるに連れて必要な保障額は少なくなっていきます。それを踏まえると定期保険ではなく、収入保障保険で備える方が合理的で無駄がなく保険料も安くなります。

収入保障保険ではどの商品がオススメですか?

年齢、喫煙の有無、健康状態によって、ベストな商品は変わりますので、私に直接ご相談ください。

※直接相談(無料)

まとめ

  • より安い商品があるので見直そう!
  • 収入保障保険の方がさらにコスパは良い!
  • 今の契約を見直した方がよいかは、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)

また日本の終身保険では無理ですが、海外の終身保険では実質利回り5%以上で資産形成をしながら、死亡保障も備えることが出来る『インデックス型海外終身保険』があります。詳しくは下記の入門書をダウンロード(無料)して一読ください。
※【入門書】家族のために死亡保障を準備するための入門書

また教育資金準備や貯蓄だけが目的の方は、下記の入門書を一読ください。
※【入門書】公的年金に依存しない自分年金を準備するための入門書
※【入門書】子供のためにベストな学資保険に入るための入門書

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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