こんにちは。K2 College大崎です。
米金融市場では引き続き不安定な値動きが続いておりますが、国債の利回りは急上昇し、10年債利回りは3.259%に達しました。

- 米国債への投資妙味が出てきた
- 米国債は在庫に限りがある
- 米国債に投資するのであれば、他に良いプランもある
米国債への投資妙味が出てきた
3%台の金利が得られるようになってきたことで、債券投資への投資妙味が出てきております。
米国債はリスクフリーの資産として、株式に代わる存在となりますしね。
市場の金利が上昇すると債券価格は下落しますから、現在のように金利が上昇していく局面においては、一般的には債券投資にとっては逆風と考えられます。
しかしながら、長期金利が3%を超えるまで上昇してくると、価格は安く買えるわけですし、金利低下(価格上昇)期待が持てるようになってきます。
既に発行され、流通市場で取引されている既発債をSMBC日興証券HPで確認したところ、以前、ブログで取り上げた既発債が掲載されておりました。
※償還日(2042/11/15)、利率(2.75%)とも同じ
現在の利回りは3.44%ですが、2019/07/22にブログに掲載した時の利回りは2.40%でした。
利回りはおよそ1%上昇してますね。

たとえば、2042/11/15に償還日を迎える米国債(額面10,000米ドル)を購入するとします。
半年に一度、償還日まで金利を受け取ることが出来きますが、この場合の利率は2.750%/年ですので、半年ごとに137.5米ドル受け取ることができるといった具合です。
※購入価格は、参考価格が89.90米ドルですので、8,990米ドル
※この債券は30年債ですが、残存が約20年3ヵ月の既発債ということです。
米国債は在庫に限りがある
10年債利回りは3.259%に達し、米国債に投資妙味が出てきたからといってすぐに投資できるものでしょうか。
今回は、ひとつの例としてSMBC日興証券HPに掲載されている米国債の中から、残存が約20年3ヶ月の既発債を取り上げましたが、購入できる米国債には在庫に限りがあり、自分が希望する残存期間と利回りが合致する商品はなかなか見つからないかも知れません。
米国債に投資するのであれば、他に良いプランもある
利付債を購入すれば、償還(満期)日に額面金額が償還されますから、ライフプランには適しておりますね。

ただ、今回は、残存が約20年3ヶ月、利回り3.44%の既発債を取り上げましたが、この債券に投資するのであれば、他に良い選択肢があります。
満期10年、利回りは4.0%という利回りが確定している商品です。
先の既発債に比べ、利回りが高いにも関わらず、早くお金が戻ってきます。
確定利回り商品はポートフォリオの補完に最適

この確定利回り商品は、投資期間によって受け取れる金利が異なります。
満期10年の場合は金利4%でしたが、満期が短ければ、その分、金利も少なくなります。
<投資期間と金利>
10年: 4.0%
7年: 3.5%
5年: 3.0%
3年: 2.5%
<元本確保>
100%
元本の解約(一部解約を含む)がない場合に限り100%の元本が保証されます。
余裕資金があれば投資しておきましょう。
まとめ
- 米国債への投資妙味が出てきた
- 「確定利回り商品」の方が利回りが高く、早くお金が戻ってくる
「確定利回り商品」の資料請求は、こちらからご連絡ください。
著者プロフィール

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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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