こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、日本株にレバレッジをかけて投資する楽天投信投資顧問「楽天日本株4.3倍ブル」について解説します。
日本株、しかもレバレッジタイプですか。
個人投資家に人気の証券会社である楽天証券で買付金額ランキング上位に入っている投資信託です。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- 楽天日本株4.3倍ブルとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で-34.7%、3年で-2.1%
楽天日本株4.3倍ブルとは?

株価指数先物取引(日経225先物)を活用し、買建額を大きくして投資しています。
このイメージ図はわかりやすいですね。
そうですね。なぜ4.3倍の値動きにする事が可能なのかわかりやすいですね。
投資先、組み入れ銘柄

投資先はシンプルで短期金融資産、日経225先物100%です。
正直先物は触った事がないのでよくわかりません。
普通そうですよね。後でリスクについても解説します。
直近1年で-34.7%、3年で-2.1%


直近1年で-34.7%、3年で-2.1%の騰落率になります。

購入時手数料3.3%、毎年の管理費用は年1.243%程度かかります。

リスク部分の解説です。一般的に中長期の投資には向かず、比較的短期間の投資に向いている金融商品の記載の通り、個人投資家が短期取引に使う投資信託であり、投資しておけば中長期でリターンがあるという種類の投資商品ではありません。この部分はよく理解した上で投資してください。
手数料もありますし、長期投資に向かないので、私は投資しないと思います。FXみたいだと思いました。
そうですね。レバレッジをかけて短期取引に利用するのでイメージはFXかもしれません。投資信託なのでリアルタイム取引もできませんし、リスクが高くおすすめできない商品です。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。日本株にレバレッジをかけて投資する楽天投信投資顧問「楽天日本株4.3倍ブル」を取り上げて解説してみました。人気があっても長期投資に向かない商品もありますので気をつけましょう。
よくわかりました。
今年(2022年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 楽天投信投資顧問「楽天日本株4.3倍ブル」は日本株にレバレッジをかけて投資するファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2022年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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