こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、世界各国の株式、債券、リートに分散投資する三菱UFJ国際投信「eMAXISSlimバランス(8資産均等型)」について解説します。
こちらに投資しているだけでいろんな投資先に分散してもらえるんですね。
そうですね。個人投資家に人気の楽天証券でもランキング上位に入っている投資信託です。運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- eMAXISSlimバランス(8資産均等型)とは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で-4.7%、3年で+11.6%
eMAXISSlimバランス(8資産均等型)とは?


8つの資産に分散して同じ割合で投資していきます。投資先はそれぞれインデックスファンドになります。
これは投資が怖い人にはぴったりなんじゃないでしょうか?すごく安定してそうなイメージです。
そうですね。こちらのファンドに投資されている方は皆さん安定思考なのかと思います。
投資先、組み入れ銘柄

先ほど触れた、8つのインデックスファンドが組み入れ銘柄になります。
このファンドを見ると、自分の投資先がどれだけ偏っているか勉強になりますね。
この分散投資が結果にどのような影響があるのか、次で騰落率を見ていきましょう。
直近1年で-4.7%、3年で+11.6%


直近1年で-4.7%、3年で+11.6%の騰落率になります。ベンチマークは8つの投資先を組み合わせた合成指数です。

毎年の管理費用は年0.154%程度かかります。
このファンドだけでバランスが取れたポートフォリオに投資ができてお手軽でいいなと思いましたが、結果は残念ですね。特にここ3年で11%のリターンでは、ちょっと私は選びません。
そうですね。8つの資産に同じ割合で投資していく弊害ですね。例えば株式が伸びるタイミングでも債券、リートを同じ%保有しなければいけない為、もったいない運用をしなければいけません。本来株式が伸びるタイミングなら100%、80%と大きく株式に振り分けてもいいはずです。とにかく安定して運用したい方にはいいかもしれませんが、上記の通り中途半端でもったいない運用になってしまいがちですので、おすすめはできません。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。世界各国の株式、債券、リートに分散投資する三菱UFJ国際投信「eMAXISSlimバランス(8資産均等型)」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
今年(2023年)の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 三菱UFJ国際投信「eMAXISSlimバランス(8資産均等型)」は世界各国の株式、債券、リートに分散投資するファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
今年(2023年)の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
※『海外投資入門書(マニュアル)』はこちら(無料)【NEW】
著者プロフィール

-
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
最近の投稿
投資信託2025.03.30ブラックロック・ゴールド・メタル・オープン 〜ブラックロック・ジャパン
投資信託2025.03.23FANG+インデックス・オープン 〜大和アセットマネジメント
投資信託2025.03.16つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(愛称:つみたてS&P500) 〜ブラックロック・ジャパン
投資信託2025.03.09フィデリティ・米国優良株・ファンド 〜フィデリティ投信
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/9637/trackback