こんにちは。K2 Collegeの半野です。
今回は、不動産ローンファンドを紹介します。大抵の方は、家を建てる時、マンションを購入する時に、銀行でローンを組んで、それを月々支払っていく、そういうケースが多いと思います。そしてローンには必ず金利がついてきますが、そのローン金利を利用したファンドです。
不動産ローンファンドはあまり馴染みがないです。
日本ではほとんど見かけないタイプのファンドですね。ローンにある程度金利がつきますが、そこから収益を目指すファンドです。
- ファンドの概要:オーストラリアの不動産ローンを利用
- 運用成績:年平均9%以上のリターン
- 必要資金:直接投資はAUD25,000から
動画解説
ファンドの概要:オーストラリアの不動産ローンを利用
投資先はオーストラリアの不動産ローン。不動産自体には投資せず、不動産運営をするところへローン(貸付)をし、ローン金利を受けとることでリターンをあげていきます。通常銀行からローンをすると、一つの銀行につき10億円までしか借入限度額がなかったり、投資物件価値の10%を担保で入れないといけなかったりしますが、このファンドは50-70%を12-52ヶ月(平均19ヶ月)の契約で貸付します。また初期投資時のローンしか対象としていませんので、通常12-18%と期間とともに段階的に上がっていくローン金利のうち、一番最初の固いところだけに投資(ローン)をします。そのため年率平均リターン9.28%(2022.9時点)となっています。また豪州は日本や中国からの投資が莫大で、そこへ貸し出せる潤沢な銀行資産がないため、このようなファンドの需要が強くあります。不動産は商業施設、住宅などが中心です。
豪州不動産ローンは需要が強く、安定しているんですね。
不動産そのものが需要が強いので、デベロッパーにとって資金調達が重要になります。そのためローンへの需要も強いんです。
運用成績:年平均9%以上のリターン
直近5年間のパフォーマンスを見てみましょう。
2018年 : 9.6%
2019年 : 8.2%
2020年 : 6.3%
2021年 : 6.6%
2022年 : 5.0% ※9月まで
年間平均: 9.2%
安定したパフォーマンスです。マイナスもありません。下のグラフを見ても運用開始してから右肩上がりであることがわかります。これまでの累積リターンは54%となっています。
ずっと安定して上昇し続けているのですね。
不動産ローンの金利からリターンを得ているので、安定した運用が可能です。
必要資金:直接投資はAUD25,000から
こちらのファンドへの直接投資はAUD25,000からと、比較的少額からの投資が可能です。オフショア資産管理口座であれば、もっと少額でAUD10,000から投資をすることができます。
最低投資金額:AUD 25,000(約230万円)から
※オフショア資産管理口座経由はAUD10,000(約92万円)から
通貨:AUD
購入手数料:5%
解約手数料:0%
年率平均リターン:9.28%
年率平均リスク:N/A
売買:毎月
戦略:豪州不動産ローン
着実なリターンを出し続けているファンドですが、直接投資だと資金面でちょっと考えてしまう、そういう場合は、より資金面のハードルを下げるため『オフショア資産管理口座』を開設して、投資することも考えてみてください。
まとめ
- 年平均9%以上のリターンを出している不動産ローンファンド
- 直接投資はAUD25,000、オフショア資産管理口座経由でAUD10,000から低資金投資が可能
著者プロフィール
-
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。
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