こんにちは!K2 Collegeの半野です。
今回タイトルにもあるように新しいタイプの海外仕組債を紹介します。満期前に年8.56%の高いリターンを取るか、あるいは満期まで保有してS&P500の1.5倍のリターンをもらうという魅力的な商品です。
リターンがなかなか高いのですが、どちらかのリターンを選択でしょうか?
リターンの仕組むがどのようになっているのか含めて解説していきますね。
- リターンを得る仕組み:早期償還か満期まで保有か
- S&P500インデックスが大きなポイント
- 必要資金:直接投資は不可、USD10,000から可能【募集期限:〜6/9(金)まで】
リターンを得る仕組み:早期償還か満期まで保有か
上記にある四半期ごとの算定日に、算定基準インデックスであるS&P500が運用開始時のインデックス値(100%)以上になっているかどうかを確認し、運用会社が継続するか早期償還をするかを判断します。
1.金利収入
運用会社が早期償還を判断した場合、年8.56%(経過年数分)のリターンがつき、元本100%が返ってきます。
2.値上がり益
早期償還せずに満期(3年後)までそのまま運用を続け、S&P500インデックスが運用開始時点の基準値(100%)以上の場合、元本+S&P500 ×150%(1.5倍)で償還されます。仮にS&P500が125%(3年の平均値)上がっていたとすれば、25%x1.5=137.5%(+37.5%のリターン)が出ることになります。
3.プラスマイナスゼロ
同様に満期(3年後)まで運用され、満期時にS&P500インデックスが運用開始時点の基準値(100%)よりも下回っているが、70%(-30%)以上であれば元本100%で償還(元本確保)し、この投資は±0で終わります。例えば-20%だったとしても、基準値の70%以上ですから元本100%が償還されることになります。
4.損失
同様に満期(3年後)まで運用されたが、S&P500インデックスが運用開始時点の水準から70%(-30%)を下回っている場合、その時の時価で償還となります。-50%であれば、この投資も-50%ということになります。これが唯一損失が出るケースです。
お分かりの通り、ポイントになるのは今後3年間のS&P500のインデックスです。
S&P500によってリターンが左右されるということですね。
はい、経済大国米国の株式インデックスなので、S&P500に投資をしておけばという安心感が大きいこと、投資する側には安心感があります。
S&P500インデックスが大きなポイント
上記は過去10年のS&P500インデックスグラフ。このインデックスを算定の基準とし、運用開始時の基準値を100として開始、算定日にそれ以上になるかどうかがこのファンド運用のポイントになります。2022年はコロナ後の金利利上げが実施されたこともあり-19.44%と大幅な下落でした。はい、お分かりの通りそれだけ大きく落ち込んでも-30%まで到達していません。つまりS&P500インデックスが30%以上暴落するというのは、あまり現実的ではないのです。そして下記が過去5年間のグラフです。
ちなみに5年間の収益率は+51.38%です。仮に高値(USD4,725)でこの仕組債が運用開始されたとしても、現在の株価(USD4,129)は-13%しか下がっていません。それだけ米国経済と米国株式は安定しているということがいえます。
暴落といっても、S&P500が-30%以上下落するというのはあまり考えられないということですね。
それだけ米国経済が強いということです。S&P500の場合、3年間でプラスになる可能性が期待できますから、その場合、上昇分にプラスアルファのリターンを得ることも可能です。
必要資金:直接投資は不可、USD10,000から可能【募集期限:〜6/9(金)まで】
こちらのファンドは直接投資は出来ません。オフショア資産管理口座からの投資になりますので、口座を保有していない方は、今回口座開設を検討してみて下さい。最低額はUSD 10,000(約135万円)、手数料もかかりませんので、非常にハードルが低くなっています。3年間という短い運用期間中の早期償還時は年8.56%という高い金利がもらえ、満期まで持ったらS&P500 × 150%という高い値上り益がもらえます。募集期限が6/9(金)までですので早めに動きましょう。
最低投資額:USD 10,000
通貨:USD
満期:3年後(2026.6.16)
発行体:BNP Paribas (Aa3/AA-/A+)
ノックイン価格:70%
金利:8.56%
参加率:150%
投資先:S&P500
購入手数料:なし
解約手数料:なし
売買:毎日
戦略:仕組債
募集期限:~6/9(金)
(オフショア資産管理口座、スイスプライベートバンク経由可)
リターンを得られる可能性のほうが大きいのですね。眠っている資金があるなら、投資してもいいですね。
S&P500のグラフを見ても、今後上昇していく可能性は大きいです。銀行に預金しておくのであれば、その代わりとしてぜひ投資してみてください。
まとめ
- S&P500を運用先としている海外仕組債
- 年平均8.56%かS&P500x150%のいずれかのリターンが狙える
- オフショア資産管理口座からの投資でUSD10,000から
著者プロフィール
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大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。
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