仮想通貨投資には注意!『プランスゴールド(PGA)』

こんにちは。K2 Collegeの半野です。

今回もやはり仮想通貨絡み『プランスゴールド(PGA)』です。月利15〜20%を保証し、さらに紹介制度を導入した21世紀の典型的な詐欺案件といってもいいでしょう。

仮想通貨ということと、紹介すればさらに儲かるという話に乗ってしまうのでしょうか。

誰しもお金が欲しいという心理をついているといえます。こちらの件を検証してみましょう。

  • プランスゴールド(PGA)という会社
  • プランスゴールド(PGA)の事件概要
  • 運用スキームを検証
  • MLM(マルチレベルマーケティング)による集金
  • 高い利回り、MLMは危ない

プランスゴールド(PGA)という会社

この会社は2020年5月に創業した投資系MLMの会社です。

社名:プランスゴールドホールディングス
電話番号:+248-256-0000
サイトURL https://prancegoldholdings.com/
所在地:Suite201 2nd floor, Beside Eden Plaza, Eden Island, Seychelles
資本金:USD5000万
スタッフ数:66名

本社はセーシェルですが、アジアオフィスは中国の深センにありました。メインは仮想通貨をアービトラージで資産運用する事業。そのため、プランスゴールドアービトラージ(Prans Gold Arbitrage)を略してPGAとよばれています。

HPはすでに使えませんが、日本人のサイトがありました。
https://prance-gold.jimdosite.com/

このサイトにはYoutubeの動画リンクが貼ってありますが、すでに視聴できないようになっています。今回の事件の中心人物ではなかったようで、『プランスゴールド』で検索すれば「まゆ姫」「タカヒロ」「久美子」といった日本人の名前が出てきます。いずれも海外に逃亡中のようです。

海外の会社でありながら、日本人をダマすのには、やはり日本人なんですね・・・

SNSなどで贅沢な生活を見せて集客、よくあるパターンですね。

プランスゴールド(PGA)の事件概要

事件の発端となったのは、この投資をしていた人が2020年9月半ばから突然出金が出来なくなったこと。2020年5月から開始して4カ月弱で出金不能、完全に確信犯ですね。以下被害者の声の抜粋です。

2020年3月下旬、運営側は100人規模の会場に私達を集めて、目の前で実際にPGAを用いたセミナーを開きました仮想通貨の口座額はみるみる増えていき、これが本当なら確かに説明通りの高い月利も可能だと納得しました。僕は最初に300万円を入れました。そしたら1ヵ月で800万になりました。そこからは増資もしながら倍々ゲームのように増えていきました。僕が集めたグループだけで、2020年9月末までに売上は400億円近くになっていました。

2020年10月1日に突然、出金ができなくなりました。運営側に問い合わせると『中国の旧正月で一時的に出金できないだけ。10月半ばには出金ができます』という返答がありました。
しかし、10月15日になっても出金ができなかった。中国・深センにあるオフィスももぬけの殻。当初の運営の説明ではPGAは世界9ヵ国で運用されているとの話でしたが、実際に調べてみると出資者の9割が日本人でした。出資者たちはいま『どうなってるんだ!』と大荒れに状態になっています

※FRIDAYから抜粋

被害総額は400億とも500億円とも言われています。被害が大きくなったもう1つの原因が、それまではそれなりに出金ができていたこともあります。ある程度稼いだ人は毎月少しずつ出金をしていました。
しかし、ここで会社側が『セキュアモードでもっと利益が出ますよ』というシステムを紹介します。これは銀行の定期預金のようなもので、6ヶ月間資金の引き出しができずに運用だけ行うというシステム。『複利でもっと増やしましょう』という甘い言葉だったのです。そこで投資家を囲い込み、さらに新たなサービスを開始します。それがこちらのセンチュリオンクラブというもの。

どこまで本当だったのかは今では知る由もありません。

運用スキームを検証

ここで伝えられているのが高性能暗号資産アービトラージプログラムで月利15~20%!この仮想通貨のアービトラージですが、同じ取引所内で別の通貨に交換し売買を繰り返し、利益を手に入れるようです

通常アービトラージは異なる取引所での価格差を狙うことが多いのですが、取引所を同じにすることで低リスクにするという部分がポイントだったようです。先日紹介したジュビリーエースと全く同じ手法です。歴史は繰り返すということでしょうか。リターンの資料もこのようにありました。

アービトラージを稼働させるには時間内のエントリーが必須で7時間の運用を実行。終了後に利益が分配される仕組みになっていました。

MLM(マルチレベルマーケティング)による集金

集金方法はMLMにより紹介報酬システムを利用していました。

・紹介ボーナス
・新規開拓ボーナス
・タイトルボーナス

この3種類のボーナスにより、取引だけでなく、より多くの人数を紹介することで報酬を手に入れましょうとうたい文句でした。HPではこのように紹介されています。

メンバーシステムでランキング化し、高いランクになれば高い報酬を得られるようになっており、セミナーや先ほどの日本人がSNSでうまく誘導していたと考えられます。

紹介すると報酬が入るので、二重に利益が出ると考えちゃうんですね。

月利15〜20%だけで十分疑わないといけないですね。紹介制でランキングがあるのもいわゆる典型的なネズミ講です。

高い利回り、MLMは危ない

『高い利回りだけでなく、紹介すればもっと利益が出ます』
人間誰でもこのように伝えられると、欲が出てしまいます。しかし本当に利益が出るものであればMLMで集客をしようとすること自体、怪しいと疑ってかかるべきでしょう。今回も仮想通貨、高リターン、MLMでの紹介制度という詐欺の3本の矢が揃っていた事件といえます。

まとめ

  • 仮想通貨投資はどんな手法であろうとリスクが大きいと理解する
  • 高い利回り、紹介制度を謳っている案件は詐欺を疑うこと

お金を増やす方法は様々です。ご自身のニーズに合った方法を選択して効率的に資産を増やして行きましょう。ご相談は、こちら(無料相談)から連絡ください。

著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。

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