円安で円の購買力がどんどん下がっている

こんにちは。K2 College大崎です。

6月1日から電気料金が値上げされることが決定しましたね。

東京電力は平均15.9%の値上げ。北海道電力は平均23.22%、東北電力は平均25.47%、北陸電力は平均39.7%、中国電力は平均26.11%、四国電力は平均28.74%、沖縄電力は平均33.3%の値上げとなります。

今回の値上げは、電力会社が液化天然ガス(LNG)価格の高騰などに伴う経営環境の悪化を受けて値上げを申請していたものですが、これは想定できたことです。

電気代が上昇していくことを理解している方は、太陽光発電設備を自宅に設置して自家発電を始めた方もおられますね。災害で停電などが生じても蓄電池も合わせて設置しておけば、昼夜を問わず自家発電で多くを賄うことができます。

  • 「消費者物価」は「企業物価」を追いかける
  • 円安で円の購買力がどんどん下がっている
  • 円安で外国人労働者は来てくれない

「消費者物価」は「企業物価」を追いかける

ずいぶん物価が上がってきましたが、まだ上がるのでしょうかね。

原材料価格が高騰しておりますから、まだしばらく続くと思いますよ。

日本では長年のデフレに慣れてしまっており、顧客離れを恐れて企業もなかなか値上げができないでおりましたが、ここまで原材料費などが高くなってくると企業努力では対応できないため、商品に転嫁せざるを得なくなってきます。

2022/05/16のブログ企業物価10%上昇「値上げが止まらない」では、「消費者物価」と「企業物価」には大きな乖離があるので、各企業は「企業物価」の上昇分を商品に転嫁せざるを得なくなってくるとお伝えしておりますし、

2019/08/30のブログ自由に使えるお金は「物価上昇」によって、さらに減少していくにおいても、日本の食料自給率は約38%エネルギー自給率で言えば約8%と、それぞれ約62%と約92%を海外からの輸入に頼っており、輸入額で見ても増加の一途を辿っているので、何かのタイミングで円安が進むと、輸入品の価格が上がり、我々が購入するモノの値段が上がると思うとお伝えして来ました。

それこそ物価が上昇すると、その分、我々の資産は持っているだけだと目減りしていくので、せめて政府目標としている2%の物価上昇が起こっても大切なお金が減らないように運用して備えていきましょうとお伝えしてきましたが、3月の消費者物価指数(CPI)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で3.1%の上昇となっており、すでに政府目標の2%物価上昇を超えております。

円安で円の購買力がどんどん下がっている

相対的な円の価値は複数の通貨に対して見る必要があり、貿易量や物価水準を基に算出された通貨の実力を測る総合的な指標の「実質実効為替レート」で確認する必要があります。

下グラフは「実質実効為替レート」を表しているものですが、上にいくほど「円高」、下にいくほど「円安」を示します。

ご覧いただくと、1995年以降、右肩下がりに円安が進行しており、50年ぶりの円安となっていることが確認できるかと思います。

「実質実効為替レート」が低下するどうなるのでしょうか?

実質実効為替レート」が低下するということは、円の対外的な購買力が下がっていることを示すのですが、ますます海外からの購入するものは高くなりますし、実質、マグロやサーモンなどの食材はアジア諸国に買い負けることが増えてきております。

円安で外国人労働者は来てくれない

また、日本は移民を受け入れることに抵抗がある方が多いですが、人口減少を補うために少しずつ外国人労働者の受け入れをしてきました。

しかしながら、円安が続き円の価値が低下し続けた場合、外国人労働者が日本で労働することのメリットは低下し、他国に行ってしまう可能性があります。

技術やノウハウを習得できるといった点が、外国人労働者が日本で労働するメリットだから減らないという方もおりますが、確かにそういう外国人労働者はいるかと思います。

しかしながら、多くの外国人労働者は自国の家族を支えるために出稼ぎに来ている方は多く、他国で働く方が自国の家族に多くのお金を送金できるのであれば、他国へ行ってしまうと思います。

実際、技能実習生として期待していた外国人労働者が来日を取りやめて、より多くの収入が見込める他国で労働することにしたというケースは増えております。

インバウンド(訪日外国人旅行)が回復してきておりますが、日本は安いから外国人が訪れているということも覚えておいてください。

まとめ

  • 円安で円の購買力がどんどん下がっている
  • 円安で外国人労働者は来てくれない

購買力が下がっている「円」だけを持っていないでしょうか?
購買力が高い通貨を増やして、日本で使うことが賢いやり方です。

購買力が高い通貨を増やす相談は、こちらからお問合せくださいませ。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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