こんにちわ、K2collkge編集部です。 今回は明治安田生命の医療保険『しっかりそなえるがん終身保険』を解説します。
ガン保険には入ったほうがいい!と言いますがどのガン保険がいいのか…
種類が多くて…
ガンは二人に一人と言われていますね。50歳から入れるセカンドライフ向けの商品です。この解説を見てガン保険が必要なのか?どの保障、保険が自分に合っているのか考えてみてください。
- 明治安田生命は日本で初めて設立された保険会社
- 最新のすべてのガン治療を保障してくれる
- 一度ガンにかかると一生無料、保障は一生、再発も保障
- 保険料はハッキリ言って高い。
明治安田生命は日本で初めて設立された保険会社
会社概要
三菱グループの明治生命保険と芙蓉グループの安田生命保険が、明治生命保険を存続会社として合併し発足した保険相互会社です。総資産、経常収益、保険料収入で業界第3位(かんぽ生命を除く)、4大生保の一角(日本生命保険、第一生命ホールディングス、明治安田生命、住友生命保険)。三菱・芙蓉グループに加え官公庁という強固な法人営業基盤を有しており、団体保険契約高は業界第1位である。また、財務の健全性に定評がある。
日本で初めて設立された生命保険会社である。前身会社である明治生命保険も安田生命保険も長い歴史を持ち、共に明治初期の創業である。明治生命保険は1881年(明治14年)7月9日に日本最初の生命保険会社として設立された。一方の安田生命保険も1880年(明治13年)に日本最古の生命保険組織として結成された共済五百名社をその起源とする。
正式名称:明治安田生命保険相互会社
営創業:1881年7月9日
事業所:1,047営業所(2021年4月1日時点)
総資産:42兆6,852億円(2021年3月末時点)
保有契約高:67兆9,840億円(2021年3月末時点)
格付け情報
S&P:A+ (2021年8月23日時点)
R&I:AA- (2021年8月23日時点)
ソルベンシーマージン比率
1,069.1% (2021年3月末時点)
歴史が長い会社は安心できますね。
格付け、ソルベンシーマージン比率からも十分に信頼に値する会社と言えます。また通常配当とは別に、相互会社ならではのMYミューチュアル配当があることがこの会社の特徴ともいえます。
最新のすべてのガン治療を保障してくれる
契約概要
商品名:明治安田のしっかりそなえるがん終身保険
被契約者年齢:50歳〜90歳
保険期間:終身
払込期間:~95歳
払込頻度:月払、年払
<主契約>
ガンと診断された時、上皮内新生物と診断された時それぞれ一時金がでます。一生涯保障。
一時金はガン50~200万円、上皮内新生物はガン一時金の10%、薬物治療給付金10万円
<特約>
がん治療充実終身保障特約
ガン、上皮内新生物治療の入院や手術放射線治療の度に一時金がでます。支払いは同月内に1回10万円まで、95歳でこの特約は消滅し、95歳以降は死亡給付金とし10万円給付されます。
がん先進医療保障特約
ガン、上皮内新生物治療の先進医療と同額の給付金がでます。95歳まで保障。
特定自費診療がん薬物治療保障特約
ガン、上皮内新生物治療の保険外診療の薬物療法(調剤薬局の処方等も含)と同額の給付金がでます。通算1億円まで、95歳まで保障、また給付金のお支払対象となる医療機関で受けた薬物療法に限ります。「がん診療連携拠点病院等」「日本臨床腫瘍学会認定研修施設」
がん保険料払込免除特約
ガンと診断された時、保険料の支払いはその後免除され保障は主契約の保障は一生涯続き、その他特約は95歳まで続きます。※上皮内新生物はガンと診断されないのでこの特約は該当しません。
ガン治療には一般的に知られている健康保険が適用される治療と、全額自己負担の自由診療と言われるものがあります。ガンは世界中で研究が進められ毎年様々な治療法が生まれますが、全ての治療方法が健康保険に適用するわけではありません
けどもし全額自己負担の治療をしても高額療養費制度がありますよね??
健康保険適用外の場合、高額療養費制度は使えません。ガンの種類、ステージ、体質、患者さんの生活スタイルによって治療は千差万別です。もし保険適用外の薬物療法を使用した場合年間100万円、1000万円の自己負担がかかる可能性もあります。そのかかった全額自己負担分の薬物療法と同額の給付金を受け取れるのが「特定自費診療がん薬物治療保障特約」です。
一度ガンにかかると一生無料、保障は一生、再発も保障
ガンが完治してから1年後の再発から無制限で一時金が給付、その他の特約も保障されます。ガンは治療して完治しても再発するケースが多くあります。特に肝細胞ガンは5年以内に再発することの多いガンのひとつです。また女性特有の乳ガンは5年を超えても再発することの多いガンと言われています。もし再発保障がないと一度ガンにかかったらガン保障は終わってしまいます。また「がん払込免除特約」を付加すれば、一度ガンにかかるとその後の保険料は免除、主契約の保障は一生続き、その他特約は951235歳まで続きます。※上皮内新生物は再発保障無し、払込免除特約対象外
一度ガンにかかるともう保険料払わなくていいんですか??
加入して間もなく初期のガンが見つかり、無事問題無く完治し、一生無料だったらすごくコスパいいですよね。ただこの特約は手厚い分金額も安くはないので加入年齢によって保険料に差が出ます。特に男性は加入年齢が上がるごとに金額が大きく上がります。下の保険料表を参考にしてください。
月掛・口座振替料率<保険料率:2022年12月1日現在>
保険料はハッキリ言って高い。
保障内容としては全体的に手厚く、主契約の金額が上がらない点がセカンドライフ世代に合っている商品かと思います。ですがその分金額は決して安くはないです。(特約部分は一部5年ごと金額上昇あり数10円)
保障が手厚いのはいいですが、かかるかかからないか分からないガンの掛け捨てにあまり高すぎる保険料は払いたくないですね。
そうですね、無理のない保険料と最低限の安心できる保障にしたいという方は是非一度ご相談ください。※直接相談(無料)
まとめ
- どんな治療でも安心して受けられる!保障は手厚い!!
- 加入年齢によっては保険料が高い!
- 今の契約を見直した方がよいかは、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)
著者プロフィール
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ファイナンシャルプランナー、投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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