明治安田生命 外貨建そなえてふやす介護終身保険 利率変動型一時払介護終身保障保険

こんにちは、K2 Collage 松本です。

今回は明治安田生命の外貨建そなえてふやす介護終身保険を解説します。

利率も高くて介護の保障もあるので契約しようと考えています。

たしかに米国金利の上昇と共に利率も上がってきました。どれくらい増えるのか、どのような保障内容か確認していきましょう。

  • 動画解説
  • 明治安田生命は日本で初めて設立された保険会社
  • 介護保障がついた米ドル建一時払終身保険
  • 10年で返戻率158%、実質利回りは4.69%
  • 途中引出しないなら契約してもOK。保障重視なら個別相談してください。

動画解説

明治安田生命は日本で初めて設立された保険会社

会社概要

三菱グループの明治生命保険と芙蓉グループの安田生命保険が、明治生命保険を存続会社として合併し発足した保険相互会社です。総資産、経常収益、保険料収入で業界第3位(かんぽ生命を除く)、4大生保の一角(日本生命保険、第一生命ホールディングス、明治安田生命、住友生命保険)。三菱・芙蓉グループに加え官公庁という強固な法人営業基盤を有しており、団体保険契約高は業界第1位である。また、財務の健全性に定評がある。

日本で初めて設立された生命保険会社である。前身会社である明治生命保険も安田生命保険も長い歴史を持ち、共に明治初期の創業である。明治生命保険は1881年(明治14年)7月9日に日本最初の生命保険会社として設立された。一方の安田生命保険も1880年(明治13年)に日本最古の生命保険組織として結成された共済五百名社をその起源とする。

正式名称:明治安田生命保険相互会社
創業:1881年7月9日
事業所:1,047営業所(2021年4月1日時点)
総資産:42兆6,852億円(2021年3月末時点)
保有契約高:67兆9,840億円(2021年3月末時点)

格付情報

S&P:A+ (2021年8月23日時点)
R&I:AA- (2021年8月23日時点)

ソルベンシーマージン比率

1,069.1% (2021年3月末時点)

歴史が長い会社は安心できますね。

CMでも有名ですし、認知度は十分ですね。
また、格付けソルベンシーマージン比率からも十分に信頼に値する会社と言えます。

介護保障がついた米ドル建一時払終身保険

終身保険 イラスト イメージ 英語

契約概要

商品名:外貨建そなえてふやす介護終身保険
正式名称:5年ごと配当付利率変動型一時払介護終身保障保険(指定通貨建)
契約者年齢:満18歳〜満85歳

被保険者年齢:満40歳〜満85歳
指定通貨:米ドル
保険期間:終身
基本保険金額:一時払保険料を米ドル換算した金額
予定利率:契約時の利率が10年固定(予定利率は2週間毎に更新されます)
第1保険期間:10年
第2保険期間:第1保険期間満了日の翌日から終身(10年ごとに予定利率が更改されます)
払込期間:一時払

告知:あり
最低保険料:100万円
契約初期費用:4%

保障内容

介護保険金

介護保険金は、所定の要介護状態(公的介護保険制度における要介護2以上または当社所定の要介護状態)に該当した場合にお受け取りいただけます。

死亡保険金

第1保険期間中に死亡したときは基本保険金額が、第2保険期間中に死亡されたときは介護保険金と同額が死亡保険金として支払われます。
*ただし高度障害保険金はありません。

解約返戻金

解約返戻金は市場価格調整を行なうため、市場金利の情勢に応じて増減します。ただし、ご契約から10年後(第2保険期間開始時)の解約返戻金は米ドル建てでご契約時に保証されます。

商品解説

告知が必要で介護保障が付いた一時払の米ドル建終身保険です。契約時から介護保険金は一時払保険料に上乗せした金額になりますが、死亡保険金は一時払保険料と同額になります。第2保険期間以降は「死亡保険金額=介護保険金額」になります。

現在(2023年1月16日〜31日)の予定利率はコチラ。

第1保険期間中は契約時の予定利率で固定され、第2保険期間以降の予定利率は10年毎に更改されます。

10年だと5.1%で増えていくなら契約したいですね。

予定利率は利回りではないので注意してください。次のチャプターで具体的なシミュレーションの数字で確認していきましょう。

保険用語については下記のリンクで詳しく解説しています。知らない方は併せて読んで頂く理解が深まります。
『予定利率』『積立利率』『利回り』とは?

10年で返戻率158%、実質利回りは4.69%

契約例は以下の通りです。

契約年齢:60歳 男性
第1保険期間:10年

予定利率:5.16%(2023年12月1日〜15日)
基本保険金額:USD 70,058(2023年12月14日の入金用為替レート:142.74円 / 1米ドル)
払込期間:一時払
保険料:1,000万円

総支払保険料:1,000万円(USD 70,058)
10年後の解約返戻金(返戻率):USD 110,770158%
実質利回り:4.69%

かなり増えていますが、予定利率と実質利回りに差があるのがわかりますね。

10年で1.6倍近くになるなら預けてもいいかと思いました。

利回りも高いので良いと思います。ただし10年以内に解約すると元本割れする点には注意してください。ただ介護保障もありますし、10年は引き出すことのない資金でしたら選択肢にいれて良いと思います。

途中引出しないなら契約してもOK。保障重視なら個別相談してください。

流動性はありませんが、利回りは高いので、10年間引き出さない資金でしたら良いと思います。もっと保障のレバレッジを大きくしたい人は個別相談してください。

死亡保障がもっと大きくなる保険があれば知りたいです。

商品を決めるポイントは「死亡保障」「介護保障」「返戻率」の3つです。何を重視したいか又はバランスよく備えたいかによって適する商品は変わります。まずは下記の直接相談(無料)よりお問い合わせください。ご要望とご家族状況を伺ったうえで、個別にアドバイス致します。
※直接相談(無料)

まとめ

  • 増やす目的なら選択肢としてあり
  • 介護や死亡保障を重視するなら契約しない
  • 目的を明確にしてから加入しよう!

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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