こんにちは。K2 College大崎です。
今回は「SMBC信託銀行PRESTIA(プレスティア)」について解説したいと思います。
- 海外送金や外貨決済に長けている「SMBC信託銀行 PRESTIA」
- マルチマネー口座で17種類の外貨を保有できる
- 外貨を円に両替して、円で使える。円で引き出せる
- PRESTIA(プレスティア)には、さらに3つの特別なステータスがある
- 海外送金手数料を無料にする
動画解説
海外送金や外貨決済に長けている「SMBC信託銀行 PRESTIA」
「SMBC信託銀行PRESTIA(プレスティア)」は三井住友グループですよね?
三井住友信託銀行と何が違うのでしょうか?
「SMBC信託銀行」は三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)に属し、三井住友銀行の100%子会社、「三井住友信託銀行」は三井住友トラスト・ホールディングス(SMTH)傘下の信託銀行です。
三井住友銀行は2010年に英バークレイズと合弁会社を立ち上げ、富裕層向けビジネスに参入。
2013年10月に仏ソシエテジェネラルの日本の信託部門であるソシエテジェネラル信託銀行を完全子会社化し、商号を「株式会社SMBC信託銀行」に変更しました。
そして2015年にシティバンク銀行のリテールバンク部門を引き継ぎ、
新ブランドとして誕生したのが「PRESTIA(プレスティア)」です。
そのため、PRESTIA(プレスティア)は富裕層向けビジネスに強いですし、海外送金や外貨決済といった業務に長けております。
マルチマネー口座で17種類の外貨を保有できる
マルチマネー口座とはどのような口座でしょうか?
一つの口座で円と17種類の外貨で預金ができる外貨普通預金口座です。
外貨での預入れと払戻しが原則ですが、円貨を外貨に交換したり、外貨を円貨に交換して払戻しすることもできます。
それにしても外貨の取扱が17種類とは凄いですね。
どのような通貨で預金ができるのでしょうか
現状の取扱通貨は以下の通りです。
米ドル、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドル、ユーロ、スイスフラン、シンガポールドル、香港ドル、オフショア中国人民元、タイバーツ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ
外貨を円に両替して、円で使える。円で引き出せる
円普通預金口座やマルチマネー口座を持っていれば、Visaデビットカード「グローバルパス」を利用することができ、1枚のカードで3つの機能が使えます。
*デビットカード(買物)
世界200以上の国と地域のVisa加盟店、オンラインショッピングで利用できます。Visaのタッチ決済対応マークのある加盟店では、カードリーダーにタッチするだけで支払いが可能。
デビットカードですから、利用金額は即時に口座から引落とされます。
*キャッシュカード(国内外ATM)
世界200以上の国と地域のVisaまたはPLUSマークのATMで現地通貨(17通貨)を引出すことができます。なお、外貨が不足しても円普通預金口座から引出しができるので安心です。
*ID(買物)
外貨が不足しても円普通預金口座から引出しができるのであれば、海外旅行などの際に空港で両替する必要がなく便利ですね。
そうですね。
海外旅行の際もレートの高い空港で両替せずに、市内のATMで引き出しをした方がレートも安く良いですね。
その他に、このVisaデビットカード「グローバルパス」を利用するメリットは何かありますか?
例えば、海外で運用していた商品の満期金や一部解約金をこの口座で受け取り、口座内で円に替えて、ATMから円で引き出ししたり、Visaデビットで買物したりすることができますね
そのような使い方をしたい方からしたら、大きなメリットですね。
PRESTIA(プレスティア)には、さらに3つの特別なステータスがある
PRESTIA(プレスティア)にはさらに3つの特別なステータスがあり、それぞれのステータスに応じた特典が受けられます。
プレスティアの「グローバルパス」でも0.25%のキャッシュバックがありましたが、プレスティアデジタルゴールドやプレスティアゴールドでは1%、プレスティアゴールドプレミアムでは1.5%のキャッシュバックがあるのですね。
また、これらのステータスだと海外送金する際の取扱手数料は無料なのですね。
そうですね。
通常のプレスティアであれば、インターネットバンキングを利用しても3,500円/件の取扱手数料が掛かりますが、これらのステータスだと取扱手数料は無料となりますね。
なお、インターネットバンキング利用以外の場合は、プレスティアデジタルゴールドは取扱手数料は無料となりませんので、以下で確認ください。
なお、「プレスティアゴールドプレミアム」には専用商品が用意されております。
こちらの口座で外貨預金をしている方から伺ったのですが、外貨預金を担保に「証券担保ローン」として1.4%の金利で融資してもらえるとのことです。
最大5億円まで融資してくれるそうですから、その資金を利用して海外投資などをされてはいかがでしょうか。
特に日本国内にしか資産を持たれていない方は、早めに資産の一部は日本リスクから切り離しておいた方が良いでしょう。
なお、「証券担保ローン」については以前の記事で解説しておりますので、こちらもぜひ参考にしてください。
海外送金手数料を無料にする
海外送金の際の取扱手数料を無料にしたいので、プレスティアデジタルゴールドやプレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムを利用したいのですが、何か条件などありますでしょうか?
それぞれのステータスを適用するためには、以下の条件を満たす必要があります。
プレスティアデジタルゴールドでも月間平均で300万円の資産運用をしている必要がありますね。
ネット証券を利用すれば購入時手数料が無料の投資信託でも、購入時手数料が3%程度掛かるので、海外送金の取扱手数料を無料にするためにプレスティアデジタルゴールドになるのも違う気がします。
やはりWISEなどの海外送金の取扱手数料が安いと言われているサービスを利用するのが良いですかね。
WISEの取扱手数料が安いのは少額だけですよ。
そもそも100万円/回以上は送金できませんし、100万円を米ドルにして送金しようとした場合、7,000円程度の取扱手数料が掛かります。
しかもこの取扱手数料を含めて100万円/回ですから、実際に送金されるのは、993,000円程度だけです。
そうなのですね。
海外送金の取扱手数料を安くするために何か良い方法はないでしょうか?
今であれば、それこそSMBC信託銀行PRESTIAが「特別優待プログラム」を実施しており、口座を開設して「特別優待プログラム」に申込みすれば、海外送金が無料になります。
また、海外送金無料だけでなく、国内ATMの利用手数料が無料になったり口座維持手数料も無料になりますからメリットは大きいですね。
そのような「特別優待プログラム」があるのですね。
ぜひ申込みをして、海外送金を無料にしたいです!
承知しました。
それでは案内をお送りしますので、
こちらから「特別優待プログラム申込希望」と連絡ください。
なお、すでに口座をお持ちの方も「特別優待プログラム」の申込み可能です。
まとめ
- PRESTIA(プレスティア)は18通貨のマルチマネー口座
- 外貨を円に両替して、円で使える。円で引き出せる
- 円貨を外貨に交換したり、外貨を円貨に交換して払戻しもできる。
- 「特別優待プログラム」に申込めば、海外送金が無料になる
その他、海外銀行口座の開設や海外投資の相談なども、こちらから連絡ください。
来年にかけて日本リスクが健在化してくると思うので、早めに資産の一部は海外に送金しておいた方が良いですね。
著者プロフィール
-
投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
最近の投稿
- 投資信託2024.11.21SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)〜SBIアセットマネジメント
- オフショアファンド2024.11.20CTAファンド(Superfund Green Gold)
- 投資信託2024.11.19「楽天SCHD」 vs 「SBI VYM」
- オフショアファンド2024.11.16金関連ファンド(Superfund – Gold Silver & Mining)
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/18895/trackback