米国IPOニューステージ・ファンド 〜三菱UFJアセットマネジメント

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、米国でのIPOから5年以内の企業に投資する三菱UFJアセットマネジメント「米国IPOニューステージ・ファンド」について解説します。

今回は米国IPO株ですか。詳しく教えてください。

運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。

  • 米国IPOニューステージ・ファンドとは?
  • 投資先、組み入れ銘柄
  • 直近1年で+64.1%、3年で+10.3%

動画解説

米国IPOニューステージ・ファンドとは?

IPOから概ね5年以内の中型以上の米国株で、新技術やビジネスモデル等に着目、企業収益の成長性が見込まれる銘柄へ投資します。ここでいう中型以上とは株式時価総額が30億米ドル以上の企業になり、日本円(ドル円150円だと)で言うと4500億円以上ですね。

新しい企業にワクワクしながら投資ができていいですね。

投資先がどんなビジネスをしている企業なんだろう?と興味が湧いてきますね。

投資先、組み入れ銘柄

さすが米国といったところですが、ソフトウェア・サービスが40%弱と一番組み入れが多いですね。先ほど米国中型株の説明をしましたが、時価総額別比率では100億米ドル以上が80%弱となっています。

米国は中型株でもこの時価総額レンジなんですね。やはり米国株はすごいですね。

米国株式は世界の時価総額の半分以上を占めているだけあり、層が厚いです。

直近1年で+64.1%、3年で+10.3%

こちらのファンドは為替ヘッジあり/なし、資産成長型/年2回決算型と4種類あり、スイッチングが可能になっています。今回は為替ヘッジなし/資産成長型の数値で解説します。直近1年で+64.1%、3年で+10.3%の騰落率になります。また決算時に分配金が出る場合があります。こちらはファンドの種類により異なりますが、為替ヘッジなし/資産成長型では上記の金額となります。

購入手数料3.3%、毎年の管理費用は年率1.7875%、その他手数料もかかります。

うーん直近1年の騰落率はいいのですが、3年だとかなり悪くなりますね。IPOしたばかりの新しい米国企業に投資できるとワクワクしたのですが、実績が右肩上がりにならずちょっと躊躇しますね。米国インデックスに投資が集まる理由がわかる気がします。

そうですね、気持ちはよくわかりますがこれが現実です。インデックスと比べてどうか?という点はどのファンドを見るときも使える視点です。投資する前に確認するようにしましょう。

【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう

いかがでしたでしょうか。米国でのIPOから5年以内の企業に投資する三菱UFJアセットマネジメント「米国IPOニューステージ・ファンド」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。

よくわかりました。

2023年の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。

まとめ

  • 三菱UFJアセットマネジメント「米国IPOニューステージ・ファンド」は米国でのIPOから5年以内の企業に投資するアクティブファンド
  • 円はリスクということをしっかり考えよう
  • ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう

2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。

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