SMBCプレスティアのキャッシュカードは海外でも使える?

SMBCプレスティア(旧シティバンク銀行)の口座には、「Global Pass(グローバルパス)」と呼ばれるVisaブランド付きキャッシュカードが発行されます。このカードには、国内外のATMで現地通貨を引き出せるキャッシュカード機能と、Visaデビットとしてショッピングができる機能が統合されています。

そのため、対応するATMや店舗であれば、世界中の多くの国や地域で現地通貨の引き出しやカード決済が可能です。ただし、便利である一方で、いくつかの手数料や制約、セキュリティ上の注意点があるため、事前準備と理解が欠かせません。

SMBCプレスティアの「Global Pass」について教えてください。

以下で詳しく解説しますね。

  • 【対応ブランドとATM利用】
  • 【利用時の手数料と為替】
  • 【5つの注意点(落とし穴)】
  • 【代替手段と応用活用】

【対応ブランドとATM利用】

▶ 国際ネットワーク:Visa+PLUS

SMBCプレスティアのGlobal Passは、Visaが提供する「PLUS(プラス)」ネットワークに対応しており、世界200以上の国と地域で、PLUSマークのあるATMを使って現地通貨を引き出すことが可能です。

主な利用可能国・地域:
アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、タイ、シンガポール、台湾、韓国、フィリピン、ベトナム、オーストラリア、メキシコなど

ATMの探し方:
• 現地で「PLUS」マークのあるATMを探す(通常は空港・銀行・商業施設に多い)
• VisaのATM検索サイト(https://www.visa.com/atm%EF%BC%89%E3%81%A7%E4%BA%8B%E5%89%8D%E3%81%AB%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E6%A4%9C%E7%B4%A2

【利用時の手数料と為替】

海外ATMでの利用には以上のようなコストがかかります。

参考例(アメリカで200ドル引き出し):
• Visaレートで1ドル=145円の場合 → 200ドル=29,000円
• 為替手数料(3%)=870円、ATM利用料220円、現地手数料4ドル(約580円)
→ 合計:約30,670円

【5つの注意点(落とし穴)】

① 海外利用には事前設定が必要な場合あり

Global Passの海外利用は、初期状態で「海外引き出し制限」がかかっていることがあります。これはセキュリティ上の措置であり、必要に応じてインターネットバンキングまたはコールセンターで利用設定をオンにする必要があります。

✅ 事前チェック:SMBCプレスティアのスマートフォンアプリまたは「プレミアムバンキングデスク」に電話

② ATMや国によって引き出し限度額が異なる

1日あたりの引き出し限度額は、デフォルトで10万円程度に設定されており、カード会員自身で変更できます。ただし、現地ATM自体に1回の引き出し上限が設定されている場合もあるため、実際の引き出し可能額は国やATMによって異なります。

🔒 特に新興国では、1回100〜200ドルまでという制限が一般的。

③ 利用できない・カード吸い込みのリスク

海外ATMではカードが「読み取れない」「反応しない」ケースが稀にあります。とくに、
• 磁気ストライプにしか対応していない古いATM
• 通信エラーや停電の多い国
では、カードが吸い込まれたまま出てこないトラブルもあります。

📞 対応:カード裏面記載の24時間サポート(+81-3-6739-5011)に即連絡

④ スキミング・不正引き出しに要注意

東南アジアや南米の一部地域では、ATMに偽造カード読み取り装置(スキマー)を仕込んだ犯罪が報告されています。ATM使用時は以下を徹底してください:
• 銀行本店内または空港の公式ATMのみ使用
• カード挿入口やテンキーの不自然な突起に注意
• 暗証番号を手で覆いながら入力

⑤ 非対応ATM・ネットワーク障害に備えた“第二手段”が必要

「VISA」および「PLUS」対応ATMがあるとはいえ、地方都市や小規模国では見つからないこともあります。Global Pass以外の海外利用手段(クレジットカード、プリペイドカード)も持っておくべきです。

【代替手段と応用活用】

▶ Visaデビット機能の活用

Global Passは「ATM」だけでなく、「Visaデビットカード」として、世界中のVisa加盟店でのショッピングやホテル支払いにも使えます。このときの支払いも即時に口座から引き落とされ、為替手数料は**同じく3%**です。

✅ 現金を持ち歩くリスクを減らし、支払いトラブルも回避可能

▶ クレジットカードとの併用

SMBCプレスティア系列のクレジットカード(例:三井住友カード)を併用すれば、大口支払い(ホテル・航空券・医療費)にも対応できます。また、支払後に分割やリボへの変更も可能なため、資金繰りにも柔軟性があります。

▶ 外貨対応のFintech系プリペイドカード

Wise(旧TransferWise)やRevolutなどのサービスを併用することで、より有利な為替レート(中値ベース)での外貨チャージが可能です。ATM引き出しも1ヶ月あたり一定額まで無料に設定されています。

事前設定をしておけば、 Global Passは世界中の多くの国や地域で現地通貨の引き出しやカード決済ができて良いですね。

Global Passは非常に便利なカードですが、“万能ではない”という前提で事前準備を行うことが賢い使い方の鍵です。海外では「万が一使えなかった時の第二・第三の選択肢」が命綱です。

【まとめ】

SMBCプレスティアのGlobal Passは、以下のような特徴を持ち、海外旅行・出張・留学時に強力な決済ツールとして使えます。

著者プロフィール

K2編集部
K2編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

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